連勤明けの休みには、毎年車で遠出して交通安全祈願の初詣に行く。
……という話を仕事場の人にしたら、俺はもう神様とか信じんなあ、自分の集中力が全てやろ、と言われた。
確かにそれも一つの考え方だし、実際僕も同じように考えてた。人事を尽くすべきところで天運に頼るのは間違ってると。
ただ、まあ迂闊さが服を着て歩いているような僕がそれを言ったところで無理がある。実際僕は去年一年間だけでもいくつもの「ヒヤリ・ハット」とを経験した。認識できないレベルの危険を加えれば、数え切れないほどの回数命拾いしているんじゃないかとすら思う。
そのことについて考えを巡らした時に、僕はそこに大いなる存在を想起してしまう。何らかの見えざる手、知らぬうちの配剤によって、僕は生きながらえている。例えそれが、もうしばらく現世で苦しめという思し召しなのだとしても、それは僕にとっては願ったりである。
……はい、風邪を引いて調子が悪いんですね(苦笑)。
おみくじは今年も冴えなかった。人生で大吉を引く日というのは訪れるのだろうか?
まあともあれ、年始の恒例行事は初詣だけではない。
というわけで、今年最初の収穫。
No.001:Alban Berg Quartet『Mozart: String Quintets #3 & 4』 ¥750
去年の暮れ辺りから何度か書いた通り、今年の収穫は例年とは違う感じで進めていきたいと思っている。
端的に言うと、枚数を減らす。より正確に言うなら、買う盤を厳選することによって結果として買った枚数が少なくなったという展開に持ってゆく、ということであり、さらに言うならそれは「ついでだから」「せっかくだから」買うという行為を自らに禁じよう、ということである。
実際明文化したルールを書こうかとも思っているのだけど、それをやるには今の体調は悪すぎる(苦笑)。というか、今回の盤がそのルールに照らし合わせてどうなのかが割りと微妙(苦笑)。なので、まあとりあえず今回は年末年始やりきった自分へのご褒美ということにします。
モーツァルトの弦楽五重奏。
小林秀雄が「モオツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない」というキラーすぎるフレーズを残したのは、交響曲第25番でもピアノ協奏曲第20番でもなく、弦楽五重奏曲第4番についてだったのだと。また機会があったら買って読もう。
実際は弦楽四重奏の、それもどうせなら全集を買わんとなあと思っていたのだけど、結局散々悩んだ末に買いました。室内楽は基本アルバン・ベルク・カルテットで揃えようと思います。
やりたいことは最低限しかできなかったが、まあ最低限はできたんだからいいじゃん、という気分。とりあえず早く風邪を治して、明日からまたお仕事だ。


