収穫2016 その42 ――何それ、おいしいの?―― | Everyday People Dance To The Music

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日々人は音と共に踊る

怒りの表現、としてのコロラトゥーラ。
楽曲そのものというより、むしろそういう部分に興味を惹かれている僕がいる。
それこそ地獄のような復讐心が、キュートと言っても良いような美しさで現されてしまう、それが怒りの表現なのだと言われれば「なるほど」と頷けてしまう、という事に。

……例えば「何でお前に俺の声を代弁してやってるような顔されなあかんのんじゃゴルァ」という思いが沸々とこみ上げてきた時に、ルチア・ポップやドイテコムの歌声を頭の中で流してやると、ちょっとそれが和らいだような気がしなくもない。



というわけで、今日の収穫。



No.059:くるり『琥珀色の街、上海蟹の朝』
今月は新譜を買う以外はクラシックばかりという感じになるかも知れない。ヴィヴァルディの『四季』とか欲しい。

で、その新譜。


くるり - 琥珀色の街、上海蟹の朝

先日のライヴで初めてフルコーラス聴いた時、その出だしで「ジャミロクワイみたいやな」と思ったものだが、何かそういうアシッドジャズ・ジャジーヒップホップ・アーバンソウルみたいな都会的な音楽を連想させつつ、まあそれでもただ格好良いだけでは終わらないよな。
ちゃんとオブラートに包まれた強度の高い表現と、泥臭い温かみみたいなものがちゃんとあって、くるり流のシティポップになってる感じ。

で、同封の『NOW & THEN』の『GO BACK TO CHINA』を聴きながらこれを打ってますが、やはり「ギターロックバンド・くるり」は良いなあ、と。ただこの1曲目が初めてラップに接近した『TEAM ROCK』ってことで、今回のタイトルトラックと引き比べるのも面白いんじゃないですかね。
『アンテナ』再現ライブの音源化も楽しみですな。『黒い扉』と『地下鉄』は何をおいてもまず収録していただくとして。



これもやっぱり、元気なおっさんの音楽だよな(苦笑)。いや、言う程おっさんってわけでも……うーん(苦笑)。
そして来週も、同じくらいのおっさんの音楽が届く予定だ。それも、2枚も同時にだ、谷沢……(笑)。