はい、お疲れ様でしたー!
有馬記念 2014 ジェンティルドンナ
ジェンティルドンナという馬は、結局最後まで好きになれなかった。
オルフェーヴルやゴールドシップを贔屓にしていたから、どうしても敵役として見ざるを得ないという事も勿論ある。しかしそれ以上に、この馬に対してはどうしても「鼻持ちならなさ」が感じられてならないのだ。
同様のことはダイワスカーレットの現役時代にも感じていたのだが、4歳時の3戦で自らの肉を斬らせて骨を断つようなレースを見ていく中で自然と雲散霧消していったのを覚えている。
ウオッカやブエナビスタに纏わり付いていた泥臭さとも、ジェンティルドンナは無縁なままだった。勝つ時は飽くまでセンス良く、消耗戦となればあっさりと敗れ去る様は高飛車なお嬢様のイメージだった。
2012/11/25 第32回 ジャパンカップ(G1) ジェンティルドンナ優勝 【競馬速報】
ダーティーな、と言うよりは、生意気な、と言う感じ(騎手のイメージを度外視すればだが)。現役最強の3冠馬に「私も3冠馬よ!」と言わんばかりの振る舞い。
今回のレースでも、ゴールドシップがもう少し積極的にレースを運んでいれば、ジェンティルドンナは出る幕もなかったはずだ。しかし実際はお膳立てされたようなスローペースの中、先行したエピファネイアを格好の目標にする形であっさり抜け出して、しれっと勝ってしまった。ここまで築き上げたイメージを全く裏切らない走り。
もうはっきり言ってしまうが、ジェンティルドンナなんて大嫌いだ。これが引退レースで本当にせいせいする。
どうせこれから社台が誇る一流種牡馬をあてがわれて、また憎らしいほど強い馬をいずれ出してくるのだろう。そして僕は、それをまた目の敵にしてレースを見てゆくのだろう。
その日が来ることを、せいぜい楽しみにしておくことにするよ。
……と言うかワンアンドオンリー……。