随時更新『あまちゃん』感想 その12 | Everyday People Dance To The Music

Everyday People Dance To The Music

日々人は音と共に踊る

今日は流石に色々考えた。
難しいことを長々と書こうかとも思ったけれど、正直体力が底をつきそうなのでなるべく短目に行こうと思う。

ユイについてである。


Cream - Born Under A Bad Sign

足立ユイというキャラクターの巡り合わせの悪さ、持ってなさについては、本編でもしばしば描かれている。それが今後どう描かれるのか、描かれないのかはともかく、
ここではもう少し別の角度から思ったことを書く。

$Everyday People Dance To The Music


アキにあってユイにないものはいくつもあるけれど、そのうちの一つに北三陸との絆があると思う。

もう色々なことをおっ端折って書くが、結局の所ユイには東京行きの際に大漁旗を振って見送ってくれるような人がいない、ということが、東京行きが上手く行かない原因なのではないか。
言い方を変えるなら、そういうシチュエーションで出てゆく事だってできたのに、結局そうしなかったという時点で、上手く行かないことは決まっていたのだ、と。

やさぐれた時期を経て、地元の人たちとふれあい、家族と向き合って、確かにユイは北三陸に自分の居場所を作ることができたかも知れない。
だがそれでも、北三陸の人々にとってユイは「いつかはここを離れていく人」でありつづけたのではないか、と、今日の出立の場面を見ていて思った。
もちろんそれは、ユイがどれだけ真剣に東京に行きたいと望み、またそれが断たれたときにどれほど深く傷ついたかを知っているからに他ならない。
憧れや信念という正の感情が、必ずしも良く作用するというわけではないという、皮肉な、悲しいお話だと思う。
……少なくとも、今の所は。



今後については、現状もう嫌な予感しかしないので敢えて考えないことにしたいのだが、ふと頭に浮かんだのはアジカンの歌詞だった。

未だ見ぬ明日をどんな悲しい最期が待ち受けていようとも
それを希望と呼ぼう


きっとこのドラマなら上手いことやってくれるはずだ、という信頼は、これまでのどんなキツい場面でも変わらなかった。
残る1ヶ月間も、その信頼は揺るぎないはずだ。