どっうでっもいっいでっすよっ | Everyday People Dance To The Music

Everyday People Dance To The Music

日々人は音と共に踊る

その1。



「9月21日の夜を覚えているかい?」



そう訊かれたら、僕は「思い出したくもない」と答えざるを得ない。少なくとも、それが去年のことであるなら。



今日、僕は仕事でつまらないミスを過去最大とも言えるほどに重ねてひとしきり苛立っていたのだけれど、例えば1年後くらいに今年の9月21日がマズい日だったという象徴としてそれらのミスを思い出すかと言われれば、答えはNoだ。と言うか、もう既に忘れかけているし(苦笑)。

僕は大抵の事について日付と共に思い出すことはできない。1年前の9月21日に何があったか思い出すことができない。オルフェーヴルが神戸新聞杯を勝ったのは何日だったのか思い出すことができない。SuiseiNoboAzのアルバムを買ったのは何日だったのか思い出すことができない。「思い出したくもない」事であろうとなかろうと思い出すことができない。



思い出すのは良い思い出、脳裏を過ぎるのは悪い記憶。
僕が日付と共に思い出すのは、その日が何かの記念碑的な意味合いを帯びている時ぐらいだろう。例えばそれこそ、「愛が偽善的な心を塗り替えてしまった」日が僕に来たとしたら、その日付を僕は忘れないだろう。



そんなことを考えながら、連休前の多少浮かれた気分に任せてアース・ウィンド&ファイアを聴いてみた。
バーディヤ!



その2。



9月25日だった。



日付は覚えていなかったけれど、僕にとってオルフェーヴルの神戸新聞杯はある種の記念碑と言っても良いレースだ。
これまでの人生で最大のクライシスモメントをなんとか抜けようかという時期だった僕の希望の象徴がオルフェーヴルであり、神戸新聞杯はその未来への可能性を最も感じさせたレースだったと思う(ディープインパクトの神戸新聞杯もそんな感じだった)。

今年はそういう意味で去年ほど感情移入することは無いし、仮にあったとしてもその対象をゴールドシップに定めて良いものかやや疑問にも思えて来ているので、例年通りの菊花賞最重要トライアルとして見ることになりそうだ。
それはそれで楽しみだし、例えば3着馬からビッグウィークみたいなのが出てくるかもしれないという可能性も踏まえて見たいと思う。