![$縮まらない『何か』を僕らは知っている-ケンタとジュンとカヨちゃんの国 フライヤー](https://stat.ameba.jp/user_images/20100308/16/s019/f9/d6/j/t02200311_0520073410442921379.jpg?caw=800)
ケンタとジュンとカヨちゃんの国/大森立嗣 (2010)
監督・脚本:大森立嗣
出演:松田翔太、高良健吾、安藤サクラ、宮崎将、柄本佑、洞口依子、多部未華子、美保純、山本政志、新井浩文、小林薫、柄本明
音楽:大友良英
主題歌:阿部芙蓉美「私たちの望むものは」
親もいない。
居場所もない。
![$縮まらない『何か』を僕らは知っている](https://stat.ameba.jp/user_images/20100306/00/s019/68/5e/j/t02200176_0626050010439619180.jpg?caw=800)
戻る場所は、ない。
ケンタとジュンは同じ施設で兄弟のように育った幼なじみ。工事現場でひたすら壁を壊す”はつり”と呼ばれる仕事が二人の仕事だ。低賃金、劣悪な労働環境。そして職場の先輩・裕也による理不尽で執拗ないじめ…。ある日二人はナンパに出かけ、ブスな女の子・カヨちゃんに出会う。それ以来ジュンはカヨちゃんの部屋に転がり込んでいた。
裕也の腹には消えずに残る何本もの傷痕がある。その傷は、ケンタの兄・カズによるものだった。ケンタがまだ13才だった頃にカズが起こした幼女誘拐未遂事件。カズは、事件のことを馬鹿にした裕也の腹をカッターナイフで何度も切りつけたのだ。その賠償金と称されて、ケンタは毎月裕也に金を払い続けている。「…ケンタくんは言った。世の中には二種類の人がいる。一つは人生を自分で選べる人…もう一つは選べない人…。オレたちは選べない人…」。
ある深夜、ケンタとジュンは仕事場へ向かった。付いてくるカヨちゃん。今夜二人はある計画を実行する。それは、裕也の愛車を大ハンマーで破壊し逃げることだった。裕也の車の上に飛び乗り、力いっぱいハンマーを振り下ろす二人。その光景にカヨちゃんは歓声をあげて喜んだ。二人は、カズのいる網走に行くことを決めた。ケンタとジュンとカヨちゃん。お金も知恵もない三人の、後戻りできない旅がはじまる――。
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時代が産んだ私たちの子ども。
三つの魂のゆくえ――
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![$縮まらない『何か』を僕らは知っている](https://stat.ameba.jp/user_images/20100306/00/s019/b1/8e/j/t02200147_0500033310439619174.jpg?caw=800)
・・・三人なら、生きられる。
松田翔太・高良健吾・安藤サクラ。
三人が鮮烈に体現する、恐るべき青春映画。
戻ることも進こともできない旅の終りに、
彼らは何を見るのか。
第60回ベルリン国際映画祭正式出品作品
第10回東京フィルメックス特別招待作品
映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』公式サイト
![$縮まらない『何か』を僕らは知っている-ケンタとジュンとカヨちゃんの国 フライヤー](https://stat.ameba.jp/user_images/20100308/16/s019/33/97/j/t02200310_0516072810442921384.jpg?caw=800)
監督は、『ゲルマニウムの夜』(05)で
圧倒的賞賛を集めた大森立嗣さん
映画『OUR BRIEF ETERNITY』が公開待機中の
監督・俳優、福島拓哉さんもブログで絶賛されてました
ケンタとジュンとカヨちゃんの国 - paradise city
作品について、詳しい解説がUPされてます
ケンタとジュンとカヨちゃんの国 - TVONシネマ館 -
◆CINRA.NET:インタビュー
『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』松田翔太インタビュー
高良健吾オフィシャルブログ
「COMPOSITION LOOK」(アメブロ)
水崎綾女オフィシャルブログ
「綾女、心のむこうに。」(アメブロ)
![$縮まらない『何か』を僕らは知っている-ケンタとジュンとカヨちゃんの国 フライヤー](https://stat.ameba.jp/user_images/20100306/00/s019/c9/4a/j/t02200313_0650092510439621080.jpg?caw=800)
私たちは見届けなければならない。
時代が生んだ三つの幼い魂の、そのゆくえを――。
6月12日(土)より新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペース、池袋テアトルダイヤほか全国ロードショー
阿部芙蓉美、新曲が映画主題歌に - MySpaceニュース
岡林信康さんの名曲(1970年に発表)「私たちの望むものは」を
阿部芙蓉美(アベフユミ)さんがカバーしていますが、
こちらも素晴らしいですね。
◆twitterをはじめたそうです。
http://twitter.com/abefuyumi
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