キャプテン・ケン  9/9 |  SHOKEI 'S TIMES

キャプテン・ケン  9/9

昨日、私のお宝文庫から手塚治虫の初版本の
自慢を少ししたので その続き~                                 
            『キャプテン・ケン』 1~3

$shokei's time-1キャプテン

 

 

 

 

                 昭和37年発行 

『キャプテン・ケン』は大好きな漫画でした。
今でも馬の絵を描く時に
愛馬アロー号のフォルムを意識してしまいます。

週刊誌に連載されていた頃、
このストーリーの結末が「懸賞クイズ」になり、
私は何日間も真剣に考えこんで 応募した覚えがあります。

しかし、少女ケンとキャプテン・ケンが 
時空を超えた母子の関係だったなんて・・・
小学生の私には考えも及びませんでした。

そんなこんなでSF小説にも興味が出てきて、
福島正実や星 新一らの『日本SFクラブ』にも入会。

漫画も真面目に取り組もうと決心し
『日本漫画学園』の専攻科に入学。
(まだ無名のモンキーパンチが たぶん先生)

中学に入ると積極的なマンガ家志望の仲間ができました。

中でも牧野三朗氏との出会いは衝撃的でした。

私よりも数倍、本格的に漫画に取り組んでいたのです。

 

リーダー的存在だった牧野氏と一緒に

同好会を作り、オフセット印刷で同人誌も発行しました。 
描いた原稿を持って小学館や集英社等の出版社を回わりましたが
子供扱いされることもありました。

高校が別になり離れた牧野三郎氏は虫プロダクションに

入社したとかいう噂を耳にしましたが(よくわからない)

…その後、音信不通。

また 仲間の一人が石森章太郎のアシスタントになり
現在もマンガ家「石川森彦」として活躍しておられるそうです。
彼とも ず~っと会っていないけど そのうち皆でまた会いたい

と思います。

私はストーリーの勉強のつもりで見始めた映画や油絵に
興味が少しずつ移っていき、
マンガから離れてしまいました。

 

 

 

 

$shokei's time-富士見坂

 

              富士見坂(日暮里)

『夕焼けだんだん』の油絵は足踏み状態。

「だんだん」より「富士見坂の方がいい」とか
「荒川線沿線がいい」とか教えてくれるので

 あちこち歩き回っています。


夕方、ギャラリー・クラマー(目黒1-22-10)の
三橋俊雄展に行きました。水彩人の創立メンバーです。
透明水彩を活かしたエスプリある作品が展示されていました。
 

 

$shokei's time-????


       三橋俊雄展 9/8~9/20月曜休 目黒G.クラマー