8/29 松葉杖 |  SHOKEI 'S TIMES

8/29 松葉杖

以前、紹介しました お恥ずかし映像の
『スーパー・マン太郎』と『グッドバイのジョニー』を
YouTube でアップしました。
こちらの方が、音楽付き で しかもHQ画面でご覧いただけます。


東京都美術館で開かれている「日米国際作家交流展」に
坂口啓子さんの作品を見に行きました。合格

学生の頃から桁外れにパワフルな存在感ある坂口さんの立体作品を見る度に
いろいろと考えさせられ、また納得させられてきました。ショウケイ

今回の『骨折』も、ここ数年追い求めているアイロニーを
テーマにした作品の一環で、ガラスを使った連立する「松葉杖」です。

重量をかければ壊れてしまうであろうガラスの松葉杖。
一見、滑稽な雰囲気を醸し出す不思議な作品ですが、
彼女の作品は、いつも「詩」のようだ感じます。

R.ヒューズがブルースの定義として
「可笑しすぎるには哀しくて、哀しすぎるには可笑しい」と言いました。
(可笑しいと悲しいが同時にある)
「あいにく」とか「あわれ」等…と同様に
多くの矛盾率を孕んだ自然な?作品だと思うので
そう感じるのだと思います。

shokei’s time-松葉杖
                     『骨折』坂口啓子

自分の価値観が時代独特のロマンティシズムから
離れられないでいることを強く反省させられました。ダウン

ライヒ(ミニマルな)の音楽を具現させたような
バレエの「ローザス」ドキドキ等を見た後も
そんなことを考えさせられました。

文学に癒着するようなロマンティシズムを
自分の中から排したいのですが・・・
・・・・
シューマンなんか やっぱり好きなんですよね。

水彩画が まだ仕上がらないから
つい ブツブツ文句を言っているだけかもショウケイ2


ジュリーニが指揮をしているシューマン交響曲3番は私の元気剤!