8/13 写生に行く(本土寺と手賀沼) |  SHOKEI 'S TIMES

8/13 写生に行く(本土寺と手賀沼)

 今日は、かなり蒸し暑い日でしたが
北小金の本土寺に写生に行きました。

ウォークマンで「志ん生」の落語を聞きながら歩いていたので
ニヤニヤしていたかもしれません。

古典落語では正統派の円生よりも、
呂律の廻らないような志ん生が好きです。

『替わり目』と『火焔太鼓』という噺を聞きながら……。
何度聞いても笑ってしまいます。
本当の「芸」なんだなぁとつくづく思います。

shokei’s time-本土寺
                 本土寺

 本土寺は紫陽花で有名なお寺ですが
僅かに枯れた花が残っているだけでした。

普段は拝観料が500円なのですが お盆の為 無料でした。小ラッキー!。

 木陰に入るとお寺らしい涼しさがありました。
少し写生をしましたが あまり気が乗ってこないので
我孫子に場所を移すことにしました。
 
我孫子には手賀沼があり、
以前に本で見た「水の館」を探そうと思いました。

shokei’s time-水の館
                 水の館

 しかし我孫子駅から近いと思ったら大間違い。

炎天下、汗だくだくで40分以上歩きやっと「水の館」に着きました。

水質浄化の資料館ですが、
ここの展望台からの眺めに期待していました。(入館無料)


展望台からは手賀沼や大橋が一望でき、
想像以上の景観を楽しめました。

shokei’s time-水の館からの眺め
              展望台から大橋を見る

 大橋の向こう側に沈む夕日を見たかったのですが5時閉館。

しかたがなく、水辺で日没まで写生をしていました。

遠くで蝉時雨が聞こえます。

 風がないので夕空の暮色が
静かな水面に映りとても綺麗でした。

スカ~ッと大きな空間の中でのんびりと絵を描いていると、
風景の中に小さな自分が溶け込んでしまい 
いろいろな隔たりが無くなってしまうようで 
とっても気持ちがいいです。


因みに私の座右の銘は「気持ちいい!」。
             
shokei’s time-大橋2
               やわらかな幻影