本年もお願いします | 衆議院議員 吉田真次のブログ

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新しい選択で世代交代!日本を美しく誇りある国へ。真っすぐ次代へ!!

謹んで令和6年、皇紀2684年の新春をお慶び申し上げます。

 

しかしながら本年は元日に発生した能登半島地震、翌日には支援物資を運ぶための海上保安庁の航空機事故が起こり、3日には下関の隣の北九州市小倉にて商店街の火災が発生するという大変な年明けとなりました。

 

改めて、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、寒空の下、避難生活を余儀なくされている多くの方々にお見舞い申し上げます。

 

そして元日より休日返上で災害対応にあたって頂いている自衛隊や消防、警察や自治体の職員の皆様に心から敬意を表し、感謝申し上げます。

 

本年は「甲辰」で、十干の始まりの「甲」と力強く天に昇る「辰」が合わさる年であり、新たな気持ちで地域を、日本を力強く発展させていく年にしたいと思います。

 

さて、年始の各行事等はSNSを中心に発信しているので、ブログでは昨日、自民党本部で行われた令和6年能登半島地震対策本部(第3回)のご報告を。

被災地選出の国会議員から、地域の状況のご報告があり、道路の寸断による孤立集落の対策、水や電気などのライフラインの復旧、二次避難も含めた避難所の運営などの要望がありました。

 

倒壊家屋の撤去には持ち主の同意が必要だが、手続きを柔軟に対応できないか、漁港や港湾の被害が甚大で、漁業を生業としている方々も多い中での支援要望などの意見も出されました。

 

各省庁からの資料によると、国交省と自衛隊が連携して内陸からに加えて空と海側から人員や資機材を搬入し、9日には緊急復旧により、能登半島内の幹線道路の約8割が通行可能となりました。

 

総務省からはリエゾンの派遣による通信環境の改善状況についてや、消防による救助事案の報告、厚生労働省からはDMATやDPATの派遣状況や活動状況の報告もありました。

 

農林水産省は農作物、林野関係や水産関係の被害情報、ダムやため池の状況を確認し、被災地の要望を踏まえて業界団体を通じた食糧支援に取り組んでいます。

 

経済産業省からは電力の状況報告がありました。

 

七尾市はほぼ全域で復旧済みで、能登町や穴水町では復旧工事が進んでいるが、輪島市や珠洲市は配電設備の被害が甚大で、完全復旧まで時間を要するとのこと。

 

環境省では生活ごみ処理や災害廃棄物について、支援チームを派遣し、現地確認や助言、指導などの支援を行っています。

 

自衛隊も現時点で約6,300名の隊員が、人命救助や生活支援等を実施中です。

 

生活物資のや支援物資の輸送はもちろん、避難所の被災者の具体的な要望をきめ細かく直接聴取し、必要に応じて物資を自衛隊で調達して配布する取組みも行っています。

 

医官や看護官による衛生支援チームが孤立地域を中心に巡回診療を実施しています。

 

上記の報告は一部であり、これ以外にも様々な取組みを行い、政府をあげて支援を行っています。

 

政府はこの度の地震を、地域を限定しない「本激」に指定しました。

 

状況に応じたあらゆる支援を行って参ります。

 

そして避難所の過密の解消や環境改善、感染症対策の観点からも、被害が少なく日常を取り戻している金沢や南加賀を中心とする地域や、近隣の自治体への二次避難を加速化していかなければなりません。

 

岸田総理も、二次避難の場所となる旅館やホテルなどについて、これまで確保済みのものに加えて、更なる上積みを行い支援していきたいという発言もされています。

 

二次避難した方々が、再び元の土地で暮らしていくことができるように、現在の避難生活とその後の支援を見据えた、将来に向けての対策を提言し、実行していくことが求められています。

 

吉田真次