フリーソフト Sequator を用いた作例(新星景写真 4/30撮影) | 写楽のブログ

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4/30 0:56撮影(再現時間) 岐阜県下呂市にて   木曽御嶽山と天の川銀河

Nikon D810A + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G ED        kenkoスカイメモSにて自動追尾

(固定撮影)4/30 0:30~

ISO3200  f/4  S=90s × 6、ISO3200  f/4  S=100s × 8

(追尾撮影)4/30 0:56~

ISO6400  f/4  S=60s  × 34

計 48画像     総露出時間 56分20秒

(使用ソフト)

Sequator→追尾フレーム34画像をコンポジット(星の位置合せ含)、ステライメージ7→固定

フレーム14画像のコンポジット(加算平均)、Adobe Photoshop CS6→レベル補正・コントラスト

強調・フィルター(明るさの最小値)・フィルター処理後の画像と元画像とのブレンド、Lightroom

6→WB調整・周辺減光補正、Elements14→処理後の固定フレーム・追尾フレームのコンポジ

ット(マスク合成)

※Sequator → 以下HP参照

https://www.photografan.com/basic-knowledge/multiple-exposure-stacking-sequator/

 

 

僕も本日から休暇に入りました!(^^)

でもいつもの年と全然違いますよネ~。いつもだったら、航空写真で成田や羽田に行ったり、

富士山撮影に出かけたりします。

世の中全体がそうですから、我慢はできますね。(;*)

 

と、いう事で30日に僕にとってはお隣の市町村、下呂の山奥で撮影した新星景写真をお届け

します!(^^)28日(火)から30日の未明までは飛騨地方、快晴が続いていました。(^^)

この機会を逃すな!~という意気込みで、県内の山奥の撮影ポイントだったので、28~29日

にかけて、また自宅に戻って小休憩の後、29~30日にかけての2日連続で撮影しました。

 

今回はその中から、30日(木)に撮影した新星景写真を掲載しました。

30日に撮影した場所は北極星が見えない場所だったのでポータブル赤道儀を使うにも、極軸

合せはアバウトな感じになりました。追尾画像の星の位置合せが上手くいくかどうが心配でし

たが、ISO感度をいつもの倍にして(ISO3200→6400)、露光時間を半分に短縮した事が良か

ったみたい。(^^)そして実際に追尾フレームのコンポジット作業は、ステライメージとSequator

と両方で試してみましたが、今回もフリーソフトのSequator に軍配が上がりました!

隅っこの星の流れが目立たないレベルで収まってくれました。

 

 

 

 

 

 

今回の画像処理(追尾フレーム)の過程で、明るさの最小値フィルターをかけた後、強調処理

した画像。星景カメラマンの間では、「星消し画像」と呼ばれています。要するにそのままオ

リジナル画像を強調すると星の輝きがうるさくなって星雲が埋もれてしまうから、星の輝きを

除去した状態で強調処理していくのです。新しいパソコンならフォトショップよりももっと星消

しに特化した、StarNet++ というソフトが使えます。(以下参照)

https://nakacyg.com/archives/1216

興味がある方は紹介記事を見て下さい。

 

さーて、明日からは天気も下り坂、何をしようかな?(;:)

過去の未整理画像を見てみるか~(^^)

次回は30日に撮影した比較明合成の画像を載せる予定です。

 

ご訪問ありがとうございました。