2018/11/11 4:13~長野県王滝村にて オリオン座三ツ星、オリオン大星雲
Nikon D810A + Carl Zeiss Apo-Sonnar T* 2/135 ZF.2 中央部トリミング
ケンコースカイメモSにて自動追尾
ISO1600 f/2.8 S=130s × 3
土曜日から日曜日にかけて、御嶽の麓、王滝村で星撮りをしてきました。GPVの予想を見るとかなり快晴で良かったのですが、実際は晴れたり曇ったり、そして霧の発生など、長時間
露光、複数枚撮りの条件ではかなり厳しくなりました。
上の画像、最近、旧いレンズやフィルムカメラの一部を処分して得た資金で手に入れたカー
ル・ツァイスのアポ・ゾナー 135mm での初撮影でした。新品が無かったので、中古購入です。
新型のMilvus も出ていますが、それで撮影された天体写真の例がネット上でも見つからず、やはり多くのカメラマンさんが称賛して画像を挙げている、この Apo Sonnar 135mm を選択
しました。噂通りの素晴らしい解像感(開放から)・フリンジ無・色乗り など、やった!って感じ
でした。周辺でもコマ収差はほとんどありません。しかし、周辺減光は結構あります。また、開
放時にある程度の大きさの点光源については特殊な形の収差(だんごを串に刺したような形)
が発生していました。この2点は残念でした。厳しい辛口のレビューですが、高価なレンズでも
完璧なものはなかなか無いということでしょう。でもこのレンズ、ニコンの14-24と並んでボクの
最もお気に入り、になりそうです。(^^)
11/11 1:30~撮影
Nikon D810A + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G ED kenkoスカイメモS使用
ガイド撮影(星空)→ISO1600 f/4 S=220s × 1
固定撮影(前景)→ISO1600 f/4 S=220s ×6
運悪く、この撮影時間帯前後に霧が発生し、上向きにレンズを構えていたところ、飛び出た
レンズの前玉に露がついてしまいました!レンズヒーターを付けていたので大丈夫だろうと
思っていたのが、外れでした。今後、こういう場合はドライヤーで前玉を乾かしながら撮影することにします。(コードレスのハンディドライヤーってなかなか無いんですよね。)
ガイド撮影時は1枚しか使える画像が残りませんでした。
11/10 23:30 木曽御嶽5合目付近にて
Nikon D750 + Ai AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED kenko プロソフトンA使用
御嶽に出かける時はいつも行く7合目(標高2000m)付近で撮る予定でしたが、八海山荘から上は積雪がある、ということで通行止めになっていました!事前に調べずに行ったのが悪かったのです!仕方ないので、少し八海山荘から下った見通しのいいポイントで冬の大三角
形の撮影です。
いつものように地上前景と星空は別撮りでコンポジットして仕上げています。
今回の撮影は収穫が少なかったですね。4時半ごろ撮影を切り上げて愛知の実家に向かい
ました。午後から法事があったので、朝までゆっくり撮影する気にもなれなかったです。自然湖方面へ行く道路も通行止めになっていたし・・・・・。
今回のアップは以上です。