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エコスキーの進化系

先週北海道のルスツにスキーに行ってきました。天候にも恵まれ、快適なツアーでした。


11月に椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症で歩行困難になり、今シーズンのスキーは無理かと思っていましたが、鍼灸院の治療で奇跡的に回復しました。


1月に入って、ようやく少しずつ歩けるようなり、1月の後半からは普通に歩けるようになったものの、少し斜めに傾く癖がついてしまい、2月に入って漸くその癖も目立たなくなったところでした。


当然その間、運動はしていなかったので、脚の筋力が衰えて長時間滑れないのではないかと不安でしたが、

いざ滑ってみると、結構滑れました。


どうやら、昨年スキースクールで習った”エコスキー”のお陰で、脚の筋肉に負担をかけずに滑れたようです。


”エコスキー”は、カービングスキーの特性を利用した主に中回りの滑り方で、スキーの進行方向に体を正対させ、両足均等荷重でのエッジングで山側に切れ上がることでスピードコントロールする技術です。


昨年はスキースクールで、ターンのイメージを「体を左右に倒しながらメトロノームのように滑る」と教わりましたが、今年はその進化系として、エッジを開放するきっかけとして「山側の腰を平行移動させる」更には「谷側の腰を崩す=脱力する」ことにより、ターンのきっかけを作る方法を習いました。


特に、「谷側の腰を崩す=脱力する」だけでターンできると、最小限の動きでターンのきっかけ=スキーのトップを谷に落とし込むことができ、体の上下動や足の踏みかえといった無駄な動きを抑えることができました。


この滑りを続けるとスキーが雪面を粘り強く捉えて、エッジに体重が乗りスキーが山側へ切れ上がりながら走るため、スピードを上げながらスキーコントロールが安定するようになります。


残念ながらこの感覚は、最終日に少し分かった程度で、まだ完全に自分のものになっていませんが、来年この滑りが再現できるよう、記憶しておきたいと思います。


私が英会話スクールでテキストを使わない訳

私は、某英会話スクールのフリータイム・レッスンを、週1~2回受けています。


レベル1なので、ほぼマン・ツー・マンになることも幸いして、スクールのテキスト


は使わないようにしています。


理由は、ほぼ日常会話では使われない、イディオムや単語を習うのがいやだ


からです。


ネイティブスピーカーの講師に聞いても、自分のおばあさんは使っていたかも


知れないが自分は使ったことはないとの答えが返ってきます。


もともと、海外での生活経験もなく、完璧な英語を話せない人(レベル1でもムリ)


が、ネイティブスピーカーもほとんど使わないマニアックな表現を覚えて一体


何になるのか甚だ疑問です。


そんなことを、講師に話していたら、sick,disgusting といった言葉が、最近は


プラスイメージ(かっこいい、素敵)で使われているそうです。


要は、猿マネに陥らず、あまり難しいイディオムや単語に頼らず、standard 


English を使って文脈で理解できる英語を話すのが、コミュニケーション・ツール


として英語を使いこなす近道だと思います。


そしてそれには、logical thinking が不可欠なのです。



創造博物館について

先週、テレビであまり知られていないアメリカの話をやってました。


ハイヒールりんごが司会をして、他にも関西のお笑いタレントがでていましたが、


なかなかの教養番組でした。


アメリカは、合衆国というより合州国つまり国の寄せ集めで、それぞれが独自性を


持っており、法律も州によって異なるというものでした。


例としては、レストランでアルコールの販売が禁止されている州や、婚前交渉を法律で


禁止している州があったり、聖書の創造物語(アダムとイブやノアの箱舟)を歴史として


学校で教えている州があるという話など、なかなか興味深い内容でした。


その中でも、創造博物館(Creation Museum)には思わず笑ってしまいました。


この博物館は、旧約聖書の記述をそのまま、歴史的事実として子供たちに教えることを


目的として造られており、展示されているノアの箱舟には何と恐竜も乗り込んでいました。


これはジョーク等ではなく、50%のアメリカ人は聖書の記述と相容れないとの理由で


進化論を信じていないとの説もあるくらいです。