マイケル・B・ジョーダン、オタクとして致命的なミス
先週末より日本公開となった『クリード 過去の逆襲』。『ロッキー』のスピンオフ『クリード』シリーズの三作目で、ロッキーと死闘を演じたアポロの隠し子、クリードが亡き父と同じチャンピオンを目指す物語で、アポロを倒した男ドラゴの息子と決戦する前作『クリード 炎の宿敵』は評価が高く、今回の期待値も高めだったのだが…
この『クリード 過去の逆襲』の日本興行成績が惨敗といってもいいほど落ち込んでいる。公開3日間の成績は4048万円と前作の8583万円の半分以下。圏外スタートである。
5/28までの累計数字です。
— 元編集長の映画便り (@moviewalker_bce) May 30, 2023
『クリード 過去の逆襲』は3日間で動員2万7083人&興収4048万8650円
『65/シックスティ・ファイブ』は3日間で動員2万4581人&興収3290万7640円
『aftersun/アフターサン』は3日間で動員9687人&興収1386万6460円
本国アメリカではシリーズ最高のスタート記録を更新し続けてきた人気作だが、第一作『クリード チャンプを継ぐ男』は圏外スタート、2週目にランクイン、2作目『炎の宿敵』も下位スタート。日本ではなぜか不人気シリーズなのだった。
主演のマイケル・B・ジョーダンは『ブラックパンサー』のキルモンガー役などで知られるスターなのに、日本での知名度がイマイチだからか?
しかし本人は日本の漫画やアニメが大好きなオタクで、今回も来日キャンペーンでジョーダンが大好きなアニメ『NARUTO』を製作しているStudioぴえろに行くぐらい。そこまで日本大好きアピールをしているのに、全然日本人に伝わってないですよ!
『#クリード 過去の逆襲』のジャパンプレミアのために初来日!
— 株式会社ぴえろ (@studiopierrot) May 22, 2023
“ぴえろ”宛のサイン入りポスターを頂きました! pic.twitter.com/BgHOGBmFxg
日本大好きなのはともかく、オタクとしてはややヌルイといった感じがする。なんでかというと『クリード 過去の逆襲』の劇中、過去の回想シーンでクリードの部屋にNARUTO疾風伝のポスターが貼ってある、という場面があるんだけど、それは2002年の話で、『NARUTO疾風伝』の放送、2007年やん!
このオタクとしては致命的なミスのせいで、日本での興行が奮ってないのでは・・・?過去の逆襲ならぬ過去の失敗だ。おいジョーダン、しっかりしろ!そんなことでは真のオタクになれないぞ(なるとは言ってない)
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