「元気があれば何でもできる!」
子供の頃から知っているフレーズですが、少し前までは小馬鹿にした態度で受け止めていました😅
でも、今はこのフレーズの奥深さをひしひしと感じる日々です。
というのも、私には5歳の姪っ子がいるのですが、超わんぱくでいつも体力を持て余しており、久しぶりに会うとずぅ〜っと遊び相手をさせられているからです。
その遊びは、活動量たっぷりのアクティブなものが基本!
アニメの世界のような飛びつきかたをしてくるし(私のイメージでは「アルプスの少女ハイジ」)、私の体によじ登る「木登り遊び」を要求してくるし、プロレス技のように体を振り回すような動き(いわゆる「ジャイアントスイング」)をリクエストしてくるし.....
室内遊びだけでもなかなかのものです。
私の身体能力を把握し、試されているような気分です😅
でも、幼少期の体を使った遊びは運動能力にとても大切なので、「それを鍛えてやろう」という私の思惑もあります。
そのためには、姪っ子の成長に合わせ、私も体力を維持しなければなりません。
姪っ子は伸び盛り、油断すると私は体力低下一直線です
遊ぶだけでもこんなに体力が要るのに、子供を養うために働いたり、家事をこなしたりする妹のことを想像すると、「元気があれば何でもできる!」というフレーズの奥深さを痛感せずにはいられません。
「体は使ったように反応し、使わないとその能力を失う」という特徴をもっています。
子供の頃にできた、鉄棒の技(逆上がり、空中前回り、グライダーなど)、跳び箱、うんてい、ゴム跳び、一輪車.....などの遊びを、今もできるイメージはありますか?
ちなみに私は、子供の頃はどれもこなせていましたが、今、上手にできるイメージが全くありません😅
夢中になって、これらの遊びをしていた頃は、その特性に合った体の使いかたをしていたので、初めはできなかったとしても徐々にできるようになっていきました。
そして、これらの遊びを継続する必要のない今.....
能力を失い、完全にできなくなっているか、辛うじてできる程度ではないでしょうか。
これは、子供の頃との比較だけではありません。
現在進行形で同じことが言えます。
座りっぱなしが多ければそれなりに....
歩くことが少なければそれなりに.....
ストレッチをしなければそれなりに....
残念ながら、普段使っている以上の力を日常生活で発揮することはできません。
そして、どんなに健康な人でも過剰な安静は、体を衰弱させる危険性があります。
元気な体のために運動に取り組んでみませんか?
今からでも遅くありません!
「90歳以上でも正しくトレーニングすれば筋肉がつく」というデータもあります。
運動に取り組むのはハードルが高いと感じているのであれば、今よりちょっとだけ、積極的に歩いたり、階段を使ったり「身体活動量」を増やしてみてはいかがでしょうか。