焼き芋が売れているというTVニュースがあった。 本当に売れているのか? 焼き芋が! この暑いときに!?

  

敗戦直後幼年期だった私にとって、サツマイモは「代用食」でしかなかった。ご飯も満足になかったその時代には、代用食としてサツマイモを食べた。早くご飯が食べられるようになれ!と思いながら食べた。 美味しいなんて思わなかった!

 

そのためか、今でもサツマイモはあまり食べたくない。一方で終戦直後を知らない女房は「焼き芋はおいしい!」と しっかりと食べている。

 

買ってきた焼き芋を食べてみた。悪くはないが代用食のイメージがぬけない。思い込んだら100年目! そこから爺はなかなかぬけ出せないのだ!

 

でも、それは年寄りの言うことか?! 若い人たちの感覚は常に変化し、新しいものをすぐに受け入れる。 おいしくないのではなく、思いがぬけないのだ。 これこそが年寄りの証拠だと言えるかも、ムムッ………。