スタンフォード大学トニー・ウィス=コレイ教授らの研究チームは、34歳、60歳、78歳という3つのポイントで老化が進むことを学術誌 「ネイチャーメディシン」 に発表した。

 

そこでは78歳前後に最後の「急激な老化」がおこるとしている。 

そう!そこからだ。

 

それを乗り越えると、生きていることが実にありがたいと実感できるようになる。 生かされていることに感謝しつつ、それを楽しむ新しい時代に入るのだ。人の意識はここで大きく変わる。

 

若い頃は、生きていることは当たり前で、生きること自体を考えることはない。しかし、78歳前後のこの時期を過ぎると、生きていることそれ自体を実感するように変わる。生きていることや、様々な事象に感謝!感謝!が動き出す。

 

私は2回の癌手術を通り越し、今は「多摩川かぜのみち」での散歩ができている。対岸の山々から富士山、川の流れと様々な鳥の動き、素晴らしい大自然の中にいることを体感している。

 

いま日本の75歳以上(後期高齢者)の人は総人口の14.9%。80歳以上は9.2%だそうだ。爺々、好婆々が これからもどんどん増えていく。

 

おかげで、日本は1945年以来78年間の平和が続いている。今後も、更にさらに素敵な感謝と幸せ実感の社会が続いていくのだろう。 

 

高齢化社会も悪くはない。 平和だ!平和だ!

 

     

            夕暮れと富士山