ちょっと~ ☆1コ とか やめてほしいわ。

レヴューで、『全然わからなかった。わからなすぎて☆1つ。』 とか

・・・勘弁してよ。

わからないなら『わかんないよポヨ~ん(*o*)』 と 鼻垂らしててちょ。


昨日、家事が一段落して見たDVD、

Dr.パルナサスの鏡   すごく面白かった。


単なるファンタジー、シュールな映像、楽しいね。ってのとは違う。奥深い!!

とはいえ、めちゃくちゃに見える背景や衣装のひとつひとつも すごく美しい。

なんともいえないあの世界観に 私は見事にハマってしまったよ。

どのキャストもよかったけど、アントンが特にいい!!

最初にアントンが登場した時からもう虜になってしまった。

あの へんてこな動作、挙動不振なかんじ・・・。


ストーリーは、驚くべきことに 『滅茶苦茶でわからない』 

という どうしようもない方々がけっこういるらしいが、

私解釈だとものすごく綿密に練られていて、筋としては解りやすい。

それでいて観る側に委ねられる課題提起というか

わざとぼやかしたあそび部分もたくさんあるの。


(感想をちゃんと持てる)観る人によって、さまざまだと思うけれど

私解釈だと、悪魔の囁きは博士自身の中に。そいでもって

我々ひとりひとりの中に。

それぞれ皆に 欲求、誘惑、良心・・・。そして日々選択に満ちている。

登場する悪魔は、絶対的な対極にあるのではなく

どうしようもなく繋がっていて、ある意味親しみさえ覚える。


私もそうだけど、いつもいつでも何していても

目の前にある成すべきこと それ自体に集中できることって少ない。

お皿洗いながら買い物のこと。もっと酷い時は全然関係ない腹の立つこと

とか脳裏に浮かんでプンスカ。

これってほんと意味がない。

目の前にあることだけに 思い切り集中出来たら

どんなに毎日すがすがしいか。そうなりたい。

よそ見する博士に『ハイ!仕事して。』 というパーシーが気持ちよかった。


危険や恐怖は必要悪で、無知は時に幸せをもたらす とか

真実はいつも現実を壊す とか

トニー的な人や物事って確かに惹かれやすいよな。

世界を救えない自分に絶望してブクブクに太って寝転がるアントンとか

ぷぷっ と笑ってしまうけど 考えさせられてしまう。

他にもたくさん・・・。

各所にう~ん・・・!と唸ってしまう 禅問答のようなシーンに

名台詞や皮肉が満載で・・・


他にも観れば見るほどいろいろ出てきそう・・・。

返却するまでにもっかい見よう。