太陽の国へとつづく手前にあるのが、月のカード。夜明け前がいちばん暗い、魂の暗い夜。
月のカードの奥には2つの塔があり、このゲートを超えてゆくには、大きなザリガニのいる湖を渡り、吠えあう2匹の動物の間を通り抜けてゆく必要があります。
この世界と天国との間には、想念の境界地帯が存在する。それは場所ではなく、あなたがいつそこに到達するかは、時間とは無関係である。ここにあるのは、さまざまな想念が一つところに運ばれる出会いの場であり、葛藤する価値観が出会い、すべての幻想が脇に横たえられ、真実ではないと判断される場である。この境界地帯は、天国の門を超えてすぐのところにある。ここですべての想念は、清らかで、完全に単純なものとなる。ここで罪は否定され、その代わりに、実在する一切が受け取られる。
奇跡講座 第26章過渡期 Ⅲ境界地帯
想念が集まる境界地帯で、「葛藤する価値観は真実ではない」と判断される場所は、鏡の世界で書いたように、月のカードに当てはめることができるだろうとおもいます。
ありとあらゆる想念がここに集まる。夢の保管庫のような場所。
波立つ湖面に写し出される人生と呼ばれる映像は、グロテスクでもあり美しく、これまで真実だと信じてきた世界がそこにはあります。
ゲートへと到達するためには、大きな湖を渡らなければならりません。そのためには想念による葛藤の荒波を鎮めることが求められます。迂回路はない。
心に静けさが訪れたとき、集められた色とりどりの想念は、プラスとマイナスが打ち消されるように、透明な鏡へと変容します。
あの鋏を持った大きなザリガニはもうおらず、いまやそこには、月光がありのままに写し出されています。
このとき、波立つ心を鎮めるために必要なのは、同じ8の系譜にあたる正義の天秤です。
「それには意味はなく、存在しない」これは幻想に対し真理が下す審判であり、知覚に対し智識が下す審判である。これはあなたによる決断ではない。それは単純な真実を単純に述べただけのものにすぎない。
正義が恐れられるのではなく愛されるようになるまでは、神が思い出されることはあり得ない。
好きなときに、いつでも、どこでも
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