わたしたちはこの世に生まれ落ちて
なにか新しいことを学ぶとき、
はじめは先生を必要とします。
最初はおそらく親。
ごはんの食べ方やトイレ、お風呂
着替え、靴の履き方etc を学びます。
それから、
家族という最小単位の
構成を超えて
学校や習い事の先生から
指導を受けます。
このとき、
わたしたちは受け取る側にいるので
どうしても先生を
自分より上で「力」の強い人
として認識します。
それは学ぶときには
必然なのかなとおもいます。
水は上から下に
流れるのが自然だし、
何かを受け取るときは
この高低差は必要。
タロット曼荼羅の
たましいの成長プロセスでいうなら、
「4皇帝」や「5教皇」のカード
が指導者になります。
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
でも、いつまでも権威を他者に
投影し続けることは、
そこにとどまり続けることは、
弊害を引き起こします。
なぜなら、
宇宙の本質は「動くこと」であり
マルセイユタロットにおいても
数は必ず前進するから。
精神もまた、成熟してゆくのです。
投影による葛藤が起こる。
自らの内側に”指導原理”が
立ち上がるのは「7戦車」のカードです。
その間にあるのは「恋人」。
自らの内に指導原理を見出すには、
「恋人」のカードで
人間関係に揉まれる必要があります。
上下ではなく、お互いが
対等な関係性であるとき
見えてくる景色が変わります。
頼れる人はそこにはいません。
責任を引き受けてくれる人も。
誰かの言うことを聞いていれば
すむ時間の終焉です。
そこで経験する感情のあれこれや
葛藤を超えて、選択すること、
選んだものを背負っていく覚悟
などが経験されるのがここ。
一言でいうと、感情的な自立。
これわりと勇気入ります。
やっぱり誰かに教えて欲しいんだよ。
決めて欲しい。
そしてそれを超えた人が戦車へ。
「戦車」は決断した後なので
すでに自分の目的を知っている。
そこに向かって動いていく行動力もある。
もう、外側に指導者を必要とはしません。
また新しいことを学ぶときに
先生につくことはあっても、
誰かに自分の決断をゆだねることは
なくなってるはずです。
それから、ブラッシュアップや
スーパービジョン的な視点を
持つことはそれからもあるとおもいます。
わたしがタロット講座を
しているのは教皇として
君臨するためじゃなく、
自分の内に
「戦車」のような指導原理や
「太陽」のカードの高次の自己といった
自分を導く存在を
無意識から立ち上らせる
お手伝いのためです。
本当の意味で
自分をしあわせにする力は
自分の中にしかない。
タロットを自らの
スピリチュアルリーダーにするって
そういう心的プロセスの上に
可能になることだと考えています。
このプロセスを
知らずにたましいの道を進むのと
知ってて進むのでは、
旅に出るのに地図があるかないか
くらいちがうとおもってます。
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