もしあなたが自分のやりたいことに
自信や確信が持てないなら
あなたは今、タロット78枚のうち
小アルカナ宮廷カードの小姓(ページ)
の状態かもしれない。
こんな感じ↓
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
左から:剣、杯、杖、玉
表情をよく見てほしい。
小姓には二重性とためらいがあり、
疑いを持っている。
確信が欠如している。
剣の小姓はいつでも剣を鞘に
収められるよう準備をしている。
剣を使うことにコミットしていない。
杯の小姓は帽子(のようなもの)を
左手に持ち、杯に蓋をしようか
どうか迷っている。
玉は文字通りシンボルが
重複しているが、
地中の玉の存在には気づいていない。
杖の小姓は両手を杖に添えていて
ためらいがないようにも見えるが、
これは”4つのうち1つが例外”
というタロットの(宇宙の)法則
を再現している。
小姓を含めた宮廷カードには、数がない。
愚者と同じ。
ということは、宮廷カードもまた
移動を示唆するのだろうか?
ホドロフスキーの
タロットダイアグラムにおいて、
宮廷カードは数と数の間に置かれる。
宮廷カードの
ためらいと二重性は
左右の数字(バイブレーション)
の間で起こる。
もし宮廷カードが
移動を示唆しているとしたら、
小姓は2から3に向かう道にいる。
つまり、
斎宮・吊るし → 女帝・13だ。
小姓に対するタロット数秘ダイアグラム
からのメッセージは
「行動することの中で自分自身の答えを見つけなさい」
となる。
また、ホドロフスキーの考えでは
宮廷カードは
小姓→女王→王→騎士
の順に進む。
宮廷カードは私たちの態度や
心理的な道を示してくれる。
もしあなたが自分のやりたいことに
自信や確信が持てないなら、
あなたはまた小姓から女王へと至る
道の途上にいるのかもしれない。
女王は、自分の城の中で
ゆったりと自信を持って座っている。
使われる身ではなく
主となること。
主としての自信と責任を持つこと。
何の主か?
もちろん自分自身、自分の人生の。
そんなプロセスにいるかもしれないと、
想像してみるのはどうだろう?