旅をするのが愚者。
0ではなく、数そのものがない。
数がないから、移動できる。
「数は前進する」
マルセイユタロットにおける
この原則によると、
やったことのないことに
チャレンジすることで
風が吹き、
停滞していることを前進させる。
「なにひとつ変わる必要はない」
の裏側には
「すべてを取り替えてもいい」
がある。
どうしてダメなことがあろうか。
それは同じ場所を
表と裏から見ているに過ぎない。
会社を辞めたいとおもった2011年
「どうやって生活するんだろう?」
とわからないままに辞めた。
そのときすべてを取り替えると
決めたから今は
・目覚ましをかけなくていい生活
・仕事の時間を自分で決められる
・平日の昼間に映画鑑賞
・満員電車に乗らなくていい
・カフェで仕事ができる
という日常を手に入れた。
でも、もし
2021年の今まで会社員を
続けていたら
もう会社を辞めようとは
考えないとおもう。
定年まで勤めあげて
旅行をしたり、
美味しいレストランを開拓したり、
そんな小さな冒険を繰り返して
日常を溢れさせたい。
そんな人生も
悪くないなっておもう。
正解ってないよね。
そしてわたしにとっては
今の生き方の方がより愚者のエネルギー
を感じられるってだけだ。
それは命のダイナミズム
みたいなもの。
旅行やレストランの開拓も
やったことないことへのチャレンジだ。
小さな一歩でも。
自分という宇宙を止めない。
原子も地球も太陽も銀河も
回っている。
回転することが自然で、
宇宙を成り立たせているのだから。