占いは統計学か?
よく議論されているテーマですね。
こちらの記事の検証、
おもしろかったです。
“占星術は統計学で出来上がったのではありません。しかし、統計学で占星術の一部を計測することは可能です。このふたつは全く異なりますから分けて考えてください“
というところに、
たったいま第1章を読み終えた
サリー・ニコルズ『ユングとタロット』
がかぶりました。
ユングの定義による象徴は非言語領域にあるので、情報量が多く対立するものも含みます。そこから抽出された分析、統計やロジック、言語は象徴の一部を表すことができるのですよね。
抽出したもの(言語化したこと)の中に真実がどの程度含まれているか、もしくはまったく含まれていないか、精度を確認することはだから大切です。言葉は統計学の「検定」「効果量」のように定量的には測れないけれど。
タロットを独学で学ぶことの難しさはそこにあるとおもいます。特に抽象的なことを読む場合には、注意が必要です。