こころのエネルギー漏れを防ぐには、ベクトルの向きに気をつけないといけないです。ベクトルは大きく分けて外向きと内向き。
他者や周囲にばかり注意が向かう、つまり外側に向かって思考や感情のエネルギーが流れているときは、周りの人や状況に変わってほしいとき。つまり徒労に終わるだろうことにエネルギーを使っちゃってる状態。穴が開いて漏れてるのね。しんどいなあと思う時はこの状態のことが多いです。(わたしも最近これです)
クレーマーや人のせいにする傾向のつよい人は、ベクトルが外側に固定されちゃってる人。うまく切り替えができないので、本人もしんどいはず。
これ、ベクトルを内向きに戻してあげないとずーっとエネルギーが漏れ続けます。内向きに戻すというのは、自分がやるべきこと、やりたいことへ方向付けるということ。ベクトルがこころの内向きに向かうことと、行動することは矛盾しません。他者に変わってほしいと思う方向へ流すのか、自分が変わるために流すのかのどちらかです。
で、いまこのエネルギーの向きが、集合無意識的に大きく変わろうとしている境目なのかなあと感じています。旧エネルギーを放出して(させられて)、ぐるんと渦の向きが変わるその中心にいる感じ。
だから同じように自分ではどうしようもないことにずーっとこころが閉塞されているような感じがあったら(セルフシンボリックセラピーでいうと、胸の後ろ側のエリアのエネルギー循環が滞っている状態)、内側にベクトルを向けることを意識されるとよいと思います。
それでも何度もまたベクトルは外を向くと思うけれど、めげずに内側に戻すことです。内向きに向かうことは自分を責めることではないよ?感情を無視してやるべきことをただやるというのとも違う。こころの嵐を鎮めて、平安に戻ること。自分のこころの中で起こっていることだから、できること。
そうしてエネルギーが戻って充満してきて溢れ出すものが「こころを込める」ことになるのだろうと思います。空っぽの状態で流し続けるのは飢餓感につながる。取引ですね、周囲の人に埋めてもらおうとする。取引だと「あなたのために」と言いつつ、「自分のため」というケースが多い。満たされた状態で溢れ出るものは、取引ではないので枯れるということはありません。
それが17星のカードが示す尽きることのない豊かさ。世界はそこへ、向かっているね。
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