前回の
来日時の講演だったか
それともどこかで
読んだものだったか。
ホドロフスキーは
人生を
哲学の道でいくか
詩の道でいくか
で迷ったらしい。
そして詩を選んだ。
理由は述べてなかった
ように思うけれど
それすらも忘れてしまった。
ロッカーが
ロックミュージシャンだけを
さすわけではないように
詩人は
詩をかく人だけを
あらわしているのでは
ないと思う。
雨のしずくの中に、
鳥のなき声の中に、
誰かの目の中に、
その一瞬の中に、
永遠があることを
感覚的に知っている人
のことではないだろうか。
肉体の目では
みることができない
永遠を
心の目で
みているのではない?
目にみえるものの中には
死しかない。
耳できこえるものの中にも。
触れられることが
できるものの中にも。
味わうことができるのも。
香りをかぐことができるものも。
でもその奥にあるものこそが
ほんとうのいのちであること。
永遠の中にしか
いのちは、ひかりは
存在しないということ。
そのことを感覚的に
知っている人が
詩人ではないだろうか。
哲学の道では
永遠にはたどり着けない、
と彼が考えたかどうかは
わからないけど。
[募集中の講座・WS・個人セッション]
個人コンサルティングには具体的な質問をいくつも用意してくる方と、漠然といまの状況を知りたい方とがいらっしゃいます。どちらでも大丈夫です。
直感からのメッセージを受けとる
ぬ