タイトルはこちらのリンク先からです。
よかったら先にご一読ください。
「“茶色の朝”を迎えたくなければ、思考停止をやめることです」 哲学者・高橋哲哉さん
引用:
“茶色の朝”は、小さなやり過ごしの積み重ねの結果
――『茶色の朝』では、「茶色」以外の色というだけで自分のペットが殺処分されてしまうという理不尽なことが起こっているのに、主人公は、驚いたり悲しんだりしながらも、最後まで抵抗することはありません。ここから私たちは何を学ぶべきでしょうか。
高橋 従っていればそんなにひどいことにならないだろう、自分自身が危険にさらされているわけではないという感覚は、多くの人に共通のものかもしれません。心のどこかに引っかかるものがあっても、日常生活に紛れて忘れてしまったり、煩わしさに口をつぐんでしまったり……。法律や制度にも、逆らわずにやり過ごしていれば、とりあえず面倒なことにはならないだろうと。そんな傾向が確かに私たちの中にもあるのではないでしょうか。
:引用おわり
ここでは法律や制度の観点でお話がされていますが、社会にそれが蔓延している時点で個人の生活でもおなじことは起こっているだろうというのがわたしの感想です。
自分探しをずっとしていたころのわたしの姿だと思いました。毎日が茶色の朝。目を覚ますことが億劫でしょうがなかった。
(詳しくはむかし書いたプロフィールをご覧ください:こちら)
「このままの生活を続ければそんなにひどいことにならないだろう、自分自身が危険にさらされているわけではないという感覚。心のどこかに引っかかるものがあっても、日常生活に紛れて忘れてしまったり、煩わしさに口をつぐんでしまったり……。毎日の習慣や世間の常識的な意見に、逆らわずにやり過ごしていれば、とりあえず面倒なことにはならないだろうと。」
ちいさくちいさく、毎日こころを殺していたんです。ため息で。
理不尽だと思ってました。
みんな死人のように息をしてるようにみえた、満員電車で。
旅行に行ったり、映画を見たり、そういったすべてが息抜きでした。こころから楽しんでるんじゃないんです、ガス抜き。楽しめないの、また茶色い朝が戻ってくるかと思うと。
こんな感じ。
STUDY(反省)@study666i
6月の大体の流れ https://t.co/TCrzKi43zk
2017年06月14日 00:12
自分のエネルギーをこれでもかと捻じ曲げて「生活のため」にしていたことは、もう少し続けていれば鬱になっていたと思います。わたしたちは馬鹿力で本来のエネルギーを捻じ曲げています。
”小さなやり過ごしの積み重ねの結果”
このブログを読んでくれている人のなかには、ここで引っかかっている人もいるよね。
わたしがそうだったからね。
一瞬で自分が変わってもいい、ということに心を開きながらも、時間をかけて丁寧にこころのちいさな違和感にきづいていくことを毎日の日課にするといいです。それが楽しみになるといいです。こんな自分発見!みたいに。
そしてその度に「どうしたい?」と自分の正直な気持ちに気づいてゆるしてあげること。理性ではなく本音が聞こえてくると、意外に邪悪な自分を手放したくないと思ってる自分に遭遇したりもします。でもいいじゃない、だってそうなんだもの。
そうやって、「こうあるべき」という不自由な思考から「こうありたい」という考え方へ自由を拡大していく。こころの習慣を変えていく。
ある程度すすむと、えいやって勇気がでてくるようになりますよ
ちいさな違和感に気づいて訂正する方法は、シンボリックメソッド(入門講座の日程追加しました!)でもお伝えしています
直感からのメッセージを受けとる
個人コンサルティングには具体的な質問をいくつも用意してくる方と、漠然といまの状況を知りたい方とがいらっしゃいます。どちらでも大丈夫です。