タロットは象徴を読み解くため、いろいろな次元の解釈が可能になります。複層的になってるんですね。

 

 

 

a) 抽象度の高いもの(概念)

b) 抽象度が真ん中(感情・欲求・思考)

c) 抽象度の低いもの(現実的・具体的・物質的)

 

 

 

 

たとえば、女帝。

 

 

 

 

 

 

a) 抽象度の高いもの(概念)

美しさ、愛、生命力、自然、創造

b) 抽象度が真ん中(感情・欲求・思考)

積極性、生み出す、誘惑、魅力、虚栄心、マウンティング、ヒステリー、浪費

c) 抽象度の低いもの(現実的・具体的・物質的)

母親、出産、女性実業家、アーティスト、セレブ、パーティ、女優、デザイナー、流行

 

 

 

*抽象度が低くなるほど、単語の数は増えていきます。概念を分割して言葉にしているからです。

 

 

 

リーディングするとき、この中からどれか一つを選ばなければいけないということはありません。

 

 

 

ここは、はじめての方がとまどいやすいところだと思います。

 

 

 

同じカードであれば、どの次元の解釈も矛盾しません。

 

生命力と出産は矛盾しません。

 

愛と虚栄心も矛盾しません。

 

自然と女性実業家も矛盾しません。

 

 

 

どれかひとつに絞る必要はなく、リーディング時にあてはまるなと思うことはすべて出していくといいです。

 

 

 

ただし、そのカードに含まれない概念のこと(リーダーの個人的な考え)は、矛盾すると思います。

 

 

 

通常の占いではより具体的な方が喜ばれます。(概念で言われた方が理解しやすい、という方もいらっしゃいます)

 

 

 

だからどの次元のものもリーダーが把握したうえで、一番伝わるものを選んで全体像を伝えることができるのが理想。

 

 

 

でも全体像を言葉だけで伝えることは難しく、そういうときにタロットの絵を見てもらうことで、言葉以上のものを伝えることが可能になります。

 

 

 

絵を観ることはほんとうに基本であり、重要なこと。展開したらいきなり言葉にしようとするのではなく、自分だけでなく相手にも観てもらったり、一呼吸おく時間を大切にしてくださいねバラ

 

 

 

 

 

 はじめてのマルセイユタロット(WS)

 

 

 

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