「思考は現実化する」
という本をご存知ですか?
ナポレオン・ヒルの成功哲学に関する本です。
イギリスへ2年留学して日本に戻ってきたときに、やっぱりさっぱり自分が何をしたいのかわからなかったときに、わたしは読みました。
分厚くて、最後の方はワークブック形式になっています。自分を知るためのワークだったかな。どんな仕事をすればいいのか知りたくて。
きちんと時間をとってワークにとりくんだ後、わたしがこれかなと選んだのは、不動産投資信託に関するお仕事でした。
たぶん当時、ロバートキヨサキの金持ち父さんシリーズ(本)の影響があって、不労所得とかビジネスとか投資に興味があったから。
結果ね、未経験だけどなんとか採用してもらえてお仕事するのですが、確か半年ももたなかった。業界が合わなかったということも大きいけど、
いま思うと、
ぜんぜんほんとうにやりたいことじゃなかった
それだけです。
能力を試してみたい、そんな気持ちだったと思います。
しかも、限界まで情熱かたむけてできるなにかをみつけて。かっこいいよね。
でもね、情熱をかたむけるためには、魂のよろこびがそこにないと無理だった。
ゲーム感覚とか、うまくいくとか、人より優位に立ちたいとか、快楽に似た感じのものを当時のわたしは、情熱だと勘違いしていたのだと思う。
そんなことは実際、こころからの喜びとはなんの関係もないし、情熱も続かない。欲望を情熱と勘違いしてエンジン吹かし続けることはできるだろうけど、何かがちがうことはわかる。
時間をお金でお金を増やすことにつかうより(それが悪いわけじゃない、元手があるならいまでもやると思う)、魂からの情熱を創造的につかって生きることの方がはるかに喜びも大きく、チャレンジのしがいがあると思ってます。
そう、そして何が言いたかったかというと
ハートからの声を聞かないと、どんなに思考でワークに取り組んでも、それは思考だけの声であって、そこから導き出された答えは結局
片手落ちだった、こころは満たされない
ことになるよってことです。現実化しても。
こころの声を聞くためにはハートを開かないといけなくて、開くためには、あかちゃんや動物と接することは効果があります。嫌いでなければ。自然と笑顔になれるようなことですね。
感動することも効果があって、いいわるいではなく質のよい感動は、硬くなって動かなかったこころに柔軟性を取り戻してくれます。
映画とか本もいいけど、やっぱり自分の体験がいちばん効力を発揮しますね。
直感からのメッセージを受けとる
個人コンサルティングには具体的な質問をいくつも用意してくる方と、漠然といまの状況を知りたい方とがいらっしゃいます。どちらでも大丈夫です。