マルセイユタロット
リーディング例
先日のマルセイユタロット練習会、参加者の方にシェアしていただいたリーディングで、わかりやすい例があったのでご紹介しますね。
ただリーディングされた方の掲載の了承はもらってないので、質問内容はアバウトに、展開は一部のみをご紹介します。
息子さんの生活態度に関して困っておられて、母親としてどうしたらよいかというご相談でした。
展開されたものの現状が左側の女帝で、その隣に皇帝。
これね、カップルカードのうちのひとつで、”夫婦”としてよく出てきます。
息子さんそのものに問題があれば、”息子”をあらわすカードが出てくるはずです。その場合、”息子”の視線の先にどのカードがくるのか、対策カードも引いてどうすればいいのかを読んでいきます。
でもこのケースの場合、原因は息子さんというよりは夫婦関係にありそうです。お互いが逆向きでそっぽを向いている。視線がかみあっていませんよね。それが現状でもあり全体のテーマでもある位置に出ています。息子さんを表すカードは別のところに出てきました。
(それぞれの視線の先にもカードを引くので、互いが何に気をとられているのかもわかります、が、今回そこは省略)
練習会では質問されたご本人がいらっしゃらなかったので、確認はとれていないです。でもすごく典型的な例です、これ。わたしのセッションでも、ご夫婦の問題がこどもへ影響していること、ほんとうに多いです。
自分以外の問題だと考えていることに関して、いま対処しなければならないことが、夫婦問題だと出ると尻込みされる方もいらっしゃいます。そのことはわかってはいるけれど別のことだと思ってた、みたいな。でもそれ、ほんとうはわかってないから家族をつかっていい加減対処してよ、というご本人のこころからのメッセージなのではないかしら、とも思う。
誰かが対処すれば問題が解決するのではなくて、自分が対処すれば問題が解決する、という考え方は、自立した方にとっては朗報ですが、依存的な方にとっては悲報です。いいわるいではなくて、タイプが違う。だからこういう場合は伝え方も大事です。そのあたりのことも講座や練習会ではお伝えしますね。
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