わたしたちはひとつの出来事に関して、違う考えを持ち、違うことを感じて、違う解釈をします。
そのとき、同じ解釈だとうれしくなります。
わかりあえた気がします。
共感されると安らぎます。
それが自分の信念といえるほど、つよい思いであればなおさら。
だから人とコミュニケーションをとるときには、本音で話すことが大切だと思っています。
嘘をついて、相手にあわせて意見が同じだったとしても、わかりあえたことにならないのは、本人が一番わかっているはず。
共感も本当にしていないなら、つながりを感じられないでしょう。
Noと言えないひとは、本当は誰よりもNoと言わせたくないひとなのかもしれません。
わたしたちは、つながったと感じるときに幸せを感じます。
相手に合わせて自分の意見を変えたりすることは、自らこの共鳴し合うチャンスを失っています。そこに、魂のふるえは起こらない。
意見があわなくて言い争いになるのがいや、ということはわかります。わたしもいやです。特にどちらかが(もしくは両方が)正しさを主張して、それを相手にも押し付けようとする場合。
それでね、わたしは昔この傾向がつよかったです。
友人とちょっと険悪な空気になったとき、
「いつも自分の思う方向に持っていこうとするよね」
と冷静に言われて、はっとしたことがあります。
そのときまで、自分がそんなことをしているなんて気づかなかったんですよ。無意識だったから。
これを言われたときはじめて「ほんとだ!」ってびっくりしました。当時は言われないと自分のことがわからないタイプ。
友人には感謝しています。
こんなこと、ほんとうは言いたくないことじゃないかな。
それからわたしは、意見が違っても相手を尊重することができる、ということを経験しはじめました。違ってもいいんだって。なにもかもを同じにしなくてもいい。違うから世界が広がるし、違っても愛しあえる。
受け容れがたい価値観もたくさんあります。
それでも、このことは自分のこころを映し出しているのかもしれない、と考えると否定はしたくないと思うのです。倫理や道徳に反することであっても。
そこを越えて、価値観の違いを越えて、その人の本質を見ることができるようでありたいです。
付き合いたくないひとと無理することはないと思いますよ。
時間は有限だから、好きなひとや大切なひとと過ごしたいですよね。
だからこれは、こころの中のお話です。
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