昨日はウラナイ・トナカイの日でした。


占うテーマは仕事だったり恋愛に関することだったりするのだけれど、意識の深いところで変化することを決めている人は、やっぱりこのカードが出る。



何回やっても出る翼




当事者は自分で決めていることに気づいてないことも多いのだけど。


このカードが頻繁にでるときは、

これから先の新しい世界では必要ない(もうお役目が終わった、元々自分のものではなかった)思考や感情、信念などを整理して捨てなさい

というメッセージであることが多いです。



それが具体的になんなのかは、このカードの視線の先に置くカードと合わせて見ていきます。


『これまでの枠を破る、更地に戻す』
という感じでしょうか。


個人的な経験では、2012年に会社を辞めたときがまさにこのカードの状態でした。


会社において何か問題があって辞めたのではなく、だからこそ決断するのにすごく勇気が必要で。


シンボリックのトレーナースクールを出た後で、モニター募集などで今のような活動も少しはしていたけれど、カウンセラーやセラピストになりたいと思ったことはなく、他にやりたいことがあって辞めたわけでもないのです。


ただもうここ(会社で働くこと)にはいられないなぁっていう思いだけ。


先がまったく予想できない、暗い道。
どこへ向かっているのか見当もつかない。
終わりがくるのかすらも。


結婚とか妊娠に関しては不思議と不安はなくて(するときはするし、しないときはしないだろうから)、ただひとつの大きな不安がお金。


お金がなくなっていく恐怖と、それでも働きたくないという自分の、何が目当てかよくわからない綱引きも経験した。


団塊の世代、企業で働くことを最善としてきた両親に辞めたことを告げたのは、1年以上経ってから。私以上に私が会社を辞めることを恐れてるのを知ってたから、なかなか言えなくて。親が悲しんだり不安になるのはやっぱり見たくない。


自分を表現することも恐かった。フェイスブックやブログも「書きたいことないし」って思ってた。書きたいことがないんじゃない。誰に何を伝えたいのか、何を表現して生きていきたいのかがよくわからなかっただけ。


でもそういう「それまでは破れなかった制限」をちょっとずつ、ちょっとずつ突破してきた。


このカードが何度も出てくるときは、深いところを癒す大きなチャンス。クリエイティブなエネルギーをつくりだすための、準備段階。魂の望みをかなえて生きるための、通過点。