はじめてのマルセイユタロット講座の最終回は、大アルカナだけでリーディングする練習をします。
スプレッドの広げ方、視線をどう読むか、対策は何をいっているか?などを練習をするのですが、読むときのコツとして「事前に予測しておく」のはとても有効です。
これはリーディングの流れ自体を予測するというよりは、登場しそうな人物や事象、環境がどのカードで出てきそうかあらかじめ予想をたてるということです。
先日Skypeで講座を開催した時には、お仕事に関することでリーディングの練習をしました。
ざっくり言うと、次の仕事はどちらの職種にすればよいか。
・事務
・リフレクソロジー
の2つで迷われていました。
予測せずに立ててもリーディングは出来るのですが、事前にしておくともうぐうの音もでない回答を得ることがあります

”事務全般”を表すカードの事前予測
候補 斎宮
”リフレクソロジー”を表すカードの事前予測
候補1)裸足の大きな足が描かれている
候補2)リフレをするときの態勢
候補3)癒し人
ポイントは、思いつくものは全部あげておくです。
特にタロットを習いたての初期の頃は。
このときの結果は、
斎宮(事務仕事)が逆位置で、その対策カードに力のカード(リフレの候補1)がくるという、とても分りやすい形で展開されました。
「リフレやりなはれ」ということですね。
(実際のスプレッドは2枚だけではなくもっとカードが出ています)
”リフレクソロジー”が候補2の星ではなく、力のカードで出たのも実は意味があります。
その人の思いが反映されているから。
そこまでリーディングできると更に深いものになります。
事前予測していないと、読みが抽象的なものになりやすいです。
例えば力のカードは「勇気を出せ?」「自立しろ?」「一から取り組め?」と考え出して、ぐるぐるしたり。
それが悪いということではなくて、抽象的なことから結論を導くこともできます。結局言ってることは一緒なので。
(シンボルを通して複層的にカードはメッセージを送ってきている)
でも、ずばっと分かる方がすっきりはしますよね

こういうリーディングの仕方をして記録しておくと、情報のデータ化もできます(リフレ→11力のカード というように)
このデータの蓄積が、超絶後から役にたつのです。
だから事前に出てきそうなカードの候補を予測しておく、というのはリーディングの精度をあげたいときにオススメです。