CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
自分を振り返る、自分に向き合う、自己分析、癒し。
それらに興味を持ったとき、
子どもの頃の傷ついた経験を書き出すワークをやった。
印象深い出来事はいくつかあって、様々な方法で癒してきた。
たとえば小学生の頃、理科の授業で教室を移動した。
でも私が座る椅子が見つからなかった。
どうしたらいいか分からなくて、しばらくウロウロした後に先生のところに聞きにいったら、とてもイライラした声で「どこからでも持ってきたらいいだろ!」と言われた。(私の記憶では)
その言い方なのか、まさかそんなことを言われると思っていなかったからなのか、この一言はずっと私の中にトゲのように残っていた。ショックだったんだ、とても。
その先生のことを、大嫌いになった。
大人になって傷ついた出来事を思い出そうとすると、必ずこの先生が出てくる。
だからゆるそうとした、自分を癒すために。
しかし「ゆるそう」と頭で考えるだけではダメだった。うまくはいかなかった。
次にゆるそうとチャレンジしたときは、
イメージの中でその先生へ薔薇の花を手渡した。
ハートがじわっと暖かくなった。
ゆるせたのかどうかは分からなかった。
でもなんだかいい気分にはなった。
ある朝、寝ぼけまなこの状態のときに先生がイメージでさっと脳裏を横切った。突然すぎて気になったので、ベッドの中で先生をシンボルとしてシンボリックリーディングを行った。
Q あの出来事は、何のために起こったのですか?
「場の空気を読み、周りの人とうまくコミュニケーションをとれるようになるため。先を読み要領よくふるまうため。」
という結果が出た。びっくりした。
でもよく考えてみると子どもの頃の私は空気を読まず、自我と魂がない混ぜになった状態で自分勝手に言動することが多かった。
だからこの答えは、すごくしっくりきた。
先生があの役をかってくれたから、私は空気を読むようになり(無意識にだけど強烈に)、そして先を読むことに長け、ある程度ものごとを要領よくこなせるようになったのだ。
この能力はとても役に立っている。
だから、ありがたいと思えた。心から。
感謝の気持ちが湧いてきた。
あれ以降、先生の顔を思い浮かべても、嫌いだった気持ちが本当になくなっているのが分かる。傷は疼かない。
そのとき、これが運命の輪のスフィンクスだと思った。
ものごとには両面ある。
下向きに向かうことしか知らなかった時は、傷ついた経験であり被害者だった。しかしその経験がなかったら私はコミュニケーションに難を抱えたまま大人になっていただろう。不器用な生き方になっていたと思う。それが悪いわけではないけれど。
そして身につけたこの技能(スキル)は、これから私の人生を生きていくうえで、魂の仕事をするうえで絶対に役にたつ。そのために起こったことだということが、分かる。
下向きの流れが起きた時、同時に上向きの何かがあった。
「陰と陽は表裏一体」ということがどういうことなのか、はじめて分かった気がした。これが統合かと。
統合って、癒しではない。単なる癒しではね。
統合が起こると、それまでネガティブに漏出されていたエネルギーが自分の力に変わる。前進するための力に。それはとてもパワフルだ。
リラックスした、気持ちよかっただけではないんだよ。
10の後には11の力のカードが続く。
そう、私たちは力をとり戻せる。
運命のからくりを超えて。
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