図はCBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
心を扱う個人セッションは大きく分けると2種類に分類できるかなぁと思います。(ここに分類されないものもある)
ひとつは、トラウマや「過去」の出来事に関することなど、心の深い部分(一般的にネガティブと言われるもの)に働きかけて、一気に反転させることでリリースするようなセッション。分かりやすい効果があって、号泣したりカタルシスを得ることができる。
もうひとつは、心の深い部分でもより「今」と「(これからつくる)未来」にフォーカスをあてるもの。必要があれば「過去」にも行く。すっきりしたりワクワクしたりといった効果があるが、前者より効果を感じる落差は小さい。
実際は「過去」とか「未来」は、心の深い部分まで行くとあまり関係ないんだけどね。理解する頭にとっては時間の流れがあるので、セッションを受ける側には意味があります。
どちらもそういうステージがあるだけ。
でも悲しみを生み出しては(思い出しては)解消するというループにカタルシスを覚えることは、健全ではない依存を生み出す。
これはセッションを提供する側も同じね。
お金になるから、とか。
喜ばれること、すごいと言われることの中毒になるとか。
そして心に大きなしこりを残したまま決して向き合おうとせず、理想の未来だけを思い描いて進むことは、魂の願いを無視し続けることになる可能性がある。それはそれで、くるしい。
自分が今どこに向き合うべきか、答えはその人の中にあるから、だからそれを適切にサポートしてくれる人に、私だったら受けたいなぁと思う。
ステージをきちんと見極めてくれる人。
そして終わったなと思ったらぱっと手放せる人。
この手放す、がキモ。
実際は自分でやりたい派なので、メソッドを習いに行く方を選んで、個人セッションはあまり受けないんだけれども


両方のステージに対応できれば素晴らしいですね。
私のセッションは、後者になります。
12/6,20に「本にはのっていない はじめてのマルセイユタロット講座」をウラナイトナカイで開催予定です

興味のある方は日程を空けておいてくださいね。