ボクだけではたどり着けない。
誰かの体を借りなくちゃ。
ボクには目的がある。
明白で鮮やかで完璧な目標。
そこに向かっていくことは、
楽しいゲーム。
ボクにとってはね。
正しい方向へ進んでいるか
確認するために
時々赤いステッキを使うんだ。
間違った方向へ進んでいたり
目標を忘れていると、
ステッキを軸にその場で
くるくる回転してしまうことがある。
そんなとき、止まることはできない。
ボクは止まることができないんだ。
目がまわるよ。
楽しいけどね。
ボクには無限の可能性がある。
ボクの持ってる小さな袋の中に、それは入っている。
それを言葉で表現するとしたら…
むつかしいな。
心臓のあたりから溢れ出るあれ、知ってる?
あれなんだけどね。
知ってる人は知ってるよね。
ボクの名は LE・MAT
数を持たない。

~ ホドロフスキータロット研究会 ~
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