【Saturday Super News】
① 闘病中のセリーヌ・ディオンが、久しぶりに熱唱!
セリーヌ・ディオンが、パリ五輪の開会式で歌声を披露しました。
柔道男子100キロ超級で五輪制覇2度の「テディ・リネール」と女子短距離で3つの金メダル獲得の「マリー・ジョゼ・ペレク」が最終走者として聖火を点火したのち、エッフェル塔に登場。パリの街並みを前に、高らかに「愛の讃歌」を歌い上げました。
セリーヌ・ディオンは、2022年12月に神経系の疾患「スティッフ・パーソン症候群」と診断されたことを公表し闘病生活を送っていました。1996年のアトランタオリンピック以来、28年ぶりの五輪でのパフォーマンスとなり、開会式は感動的なフィナーレを迎えました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
② ボブ・ディランの伝記映画『ア・コンプリート・アンノウン』のトレイラー映像公開!
ボブ・ディランの伝記映画『ア・コンプリート・アンノウン』のトレイラー映像が公開されました。
本作は海外で2024年の12月に公開が予定されていて、主演のティモシー・シャラメが名声を獲得していくボブ・ディランを演じています。
説明文には次のように記されています「60年代初頭の影響力のあったニューヨークの音楽シーンを舞台に『ア・コンプリート・アンノウン』は、19歳のボブ・ディランがフォーク・シンガーとしてコンサート・ホールやチャートのトップに華々しく駆け上がっていき、その曲と神秘性が世界的なセンセーションとなり、65年のニューポート・ロック・フェスティバルでのエレクトリックなロックンロール・パフォーマンスで、頂点に達する様を描いています」
トレイラーは、ティモシー・シャラメ演じるボブ・ディランが“A Hard Rain’s Gonna Fall”を歌うシーンが使われています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
③ ジョン・メイオールが逝去。享年90歳
英のブルースロックのミュージシャン、ジョン・メイオールが亡くなりました。享年90歳でした。
現地時間7月22日、フェイスブックの公式ページで声明が発表されています。
「ジョン・メイオールが愛する家族に囲まれカリフォルニアの自宅で安らかに息を引き取りました。健康問題によって壮大なツアーキャリアを終わらす事を余儀なくされたジョンですが、ようやく世界で最も偉大なツアーの戦士の一人に安らぎがもたらされることとなりました。ジョン・メイオールは90年に及ぶ、たゆまぬ努力を通して、私たちを教育し、鼓舞し、楽しませてくれたのです」
ジョン・メイオールは1967年発表のアルバム『ブルース・アローン』のリリース後、「ブリティッシュ・ブルースの父」として知られ、自身のバンド「ブルースブレイカーズ」でエリック・クラプトンやミック・フリートウッド他、多くの著名アーティストを輩出したことでも知られています。
彼はあるインタヴューでこう語っていました『ヒットしたレコードもないし、グラミー賞も獲ったことがない。『ローリング・ストーン』誌が表紙にしたこともないよ。僕はアンダーグラウンドのパフォーマーなんだよ」
しかしジョン・メイオールは今年ロックの殿堂入りが決まっていて、式典が10月19日に米オハイオ州で開催される予定でした。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
【本日お届けしたナンバー】
「4時台」
M1 D'yer Mak'er/Led Zeppelin
M2 Shine A Light/Suzi Quatro
M3 Summertime /Sidney Bechet
M4 Let's dance/David Bowie
<News> All Your Love/John Mayall & The Bluesbreakers
M5 My Sharona/The Knack
M8 The Model/Kraftwerk
M9 New Europeans/ULTRAVOX
「5時台」
M10 All You Need Is Love/The Beatles
M10 Lady Marmalade/Christina Aguilera, Lil' Kim, Mya & Pink
M11 Never gonna fall in love again/Eric Carmen
M12 STAND BY ME/Ben E. King
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
今週の「ひと耳、洋楽情報!」は、M3の「Sidney Bechet(シドニー・べシェ)」の「Summertime」
元は、George Gershwin(ジョージ・ガーシュウィン)が1935年のオペラ『ポーギーとベス』のために作曲したアリアです。さまざまなジャンルでカバーされ、ポップスではJanis Joplinのカバー、JazzではこのSidney Bechetのカバーが有名ですね!
べシェは、6歳でプロが驚くほどのクラリネットの腕前!それも独学!22歳ではクラシックの天才指揮者「Ernest Ansermet(エルネスト・アンセルメ)」に大絶賛されました!
そんなべシェ、音楽への思いは熱いのか?プライドが高いのか?「キーが違うぞ!」と言ってきたピアニストに「俺は間違っていない。では決闘で話を付けよう!」と翌日、ラッシュアワーのパリのど真ん中で、拳銃で撃ち合いました!
弾は外れ他の仲間に命中、べシェは結局15ヶ月の実刑が言い渡され刑務所に入りました。
それから約10年後、出所したのちにこの曲がレコーディングされています。
ちなみに、BLUENOTEレコードの最初のヒットは、この曲です!
===========================
極暑が続く夏ですが、そんな暑い夏に聴きたい洋楽のリクエストお待ちしています!
===========================
リクエスト・メッセージは24時間受付ています 🎵
DJ ARCHE
宛先はこちら↓↓↓
メール:ssl@musicbird.co.jp
FAX:03-3288-8902
X:#サタレジェ