本日取り上げたニュースをご紹介！
ボブ・ディラン、ノーベル文学賞受賞記念講演の音源が公開に
ボブ・ディランの「ノーベル賞」受賞講演の音源が「ノーベル賞」のオフィシャル
YouTubeチャンネルで公開されました。
公開された音源は現地時間の6月4日にアメリカ・ロサンゼルスで録音されたもので、
「賞を受けた時、自分の曲と文学にどんな関係があるのかわからなかった」との
言葉で始まり、自身の楽曲と文学の関連性について探る内容となっています。
ボブ・ディランはバディー・ホリーの音楽との出会いに触れながら、自身に強い影響を
与えた文学作品としてハーマン・メルヴィルの『白鯨』、エーリヒ・マリア・レマルクの
『西部戦線異状なし』、ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』を挙げ、各作品を自身の
視点で考察。
さらに、「歌が人の心を動かしたなら、大事なのはそのことだけだ。私は歌の意味を知
る必要はない。全てを曲に込めている。歌は歌われるためにあり、読まれるためでは
ないという点で文学とは異なる。歌詞はページの上で読まれるのではなく、歌われる
ことを意図しているように、シェイクスピアの戯曲に書かれた言葉はステージで演じら
れるためにある。コンサートであれ、レコードであれ、最近の人々が音楽を聴く方法で
あれ、意図された形で歌詞を聴いてみてほしいと」と話しました。
『サージェント・ペパーズ』、半世紀を経て再び英チャート1位。ポール・マッカートニーのコメントも
5月26日に世界同時発売された『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バ
ンド』50周年記念版が、最新の全英アルバムチャートで、半世紀を経て再び1位の座
につきました。
半世紀ぶりの1位獲得に関して、ポール・マッカートニーは、
「わお！あのクラシックな『サージェント・ペパーズ』が50年ぶりに1位になるなんて、誰
が想像できたと思う？ とっても良いニュースだね。みんなで喜んでるよ」とコメントしました。
尚、最新の全米アルバム・チャートでは3位を記録しており、ザ・ビートルズとしては、
2000年11月に発売された『1』が1位を記録して以来、約16年ぶりのTOP3となっています。
ウッドストック・フェスティバル開催地、米文化遺産に
1969年夏に開催され伝説となった「ウッドストック・フェスティバル」の会場、
ニューヨーク州ベセルにある「Bethel（ベテル） Woods Center for the Arts」が、
アメリカ合衆国国家歴史登録財に登録されました。
「Bethel Woods Center」は、ウッドストック・フェスティバルの史跡を保存しようと、
2006年に設立され、クオモ・ニューヨーク州知事はウッドストック・フェスティバルを
「ニューヨークとアメリカ両方の歴史における重要な瞬間」と評し、Bethel Woods
Centerの代表は、『「60年代のスピリット」を保つこの土地や博物館での教育や文化的
取り組みを促進する栄誉だと』話しました。
Fax：03-3288-8902
