「今のところ」というのがクセものですね(笑)。結構浮気性というか、興味をひいたら全然違う趣味に手を出すこともこれまでにもございました。
プラモデルにも一時期凝ってましたしね〜。
ま、そんなことで、ここ1週間以上悩まされていた足の痛みもようやく引いてきたことから、約10日振りに外を走りに行ってまいりました。
とは言ってもやはり久々では体力的に辛い・・・。そこでなんとか走り続けるモチベーションを保とうと思い返していたのが、これまで読んでいた「ラン」を題材にした小説でした。思い出した本はこんなところかな。
○三浦しをん「風が強く吹いている」
まあ、これは定番ですわな。未だに書店では平積み。ランニング小説のベストセラーです。主人公とたまたま(?)同じアパートに住んでいる学生たちが、箱根駅伝のメンバーとして半強制的にランの世界に引き込まれてしまうわけなんですが、私のような中年からランを始めた人間にとっては、その彼らの気持ちがよくわかります。勇気をもらえますね。
○佐藤多佳子「一瞬の風になれ」(全3巻)
個人的に言わせていただければ、ラン小説の中では一番好きです。他の小説がマラソンや駅伝など、長距離を題材にしているのに対し、こちらは短距離のリレー。徐々に4人のランナーたちが成長し、少しずつ手が届かなかったライバルに肉薄していく姿を生き生きと描いています。泣けるし感動できる青春小説。これを読むと、中年でもまだまだ頑張らんとと思います。
○堂場瞬一「チーム」
箱根駅伝ものですが、「学連選抜」を扱った異色作です。箱根駅伝の放送ではほとんど取り上げられることのないチームですよね。でも、確かにこんなやり取りがなされているのかもしれないなと思わせてくれます。改めて「チーム」ってなんだろうって考えさせてくれます。自分が走ることで、これまで接点のなかったメンバーにも何らかの影響があるのかも、と思えば、走ることへのモチベーションを高めてくれる作品です。
○重松清「疾走」(上下巻)
思い出したくないほど切ないストーリー(泣)。重松清さんの作品にしては、かなり暗いイメージですし、とことんまで不幸を描ききった異色の作品です。この小説からはランのモチベーションを高める思いは残念ながらいただけませんでした。
ということで、次行ってみよー!
○たかぎなおこ「マラソン1年生」
やっぱり一番モチベーションを高めるのはこれかな。マンガエッセイです。実際に何の運動もしていなかった作者(たかぎさん)が二人の仲間とともにランを始め、何と1年後にはホノルルマラソンを完走するまでに成長した実際の記録をマンガにされています。
この本は何度も読んで、私もその都度やる気をいただいてます!たかぎ先生、ありがとう。
と、こうした本たちを思い出しながら、今日は10.6キロ走りきれました。本を読んでいて本当に良かったと思える1日でございましたよ。




