コラム記事をアップしました(2023/7/11)
みなさん、ごきげんよう。
2023年も、あっと言う間に半分が終わってしまいました。
わたくしは体調不良の日々を過ごしております。
7月は1月と並び気分の不調を訴える方が多いので対応できる様にはしております。
いつも記事をお読みくださる方、本当にありがとうございます。
日曜のマイクラ配信でも触れておりますが、今週分の有料メルマガの配信も無事にできております。
この配信でも触れておりますが、今月から有料メルマガの配信が7年目に入りました。
記念という訳ではないのですが、先週と今週分の配信をさとう社会・心理研究所のコラム記事として全文公開します。
今回は、先週分(2023年7月2日)の配信分を、さとう社会・心理研究所のサイトに配信開始のコラム記事をアップしました。
サイトでご覧になれない方もいらっしゃるかと思いますので、こちらにも載せておきます。
有料メルマガ「さとうのメルマガ」2023年7月2日配信分の一部を公開用に編集しております。
(略)リンク先の研究所のサイトのページにてご覧いただけます
挨拶の部分が多くなってしまったため、ここからは普段通りの内容にしたいと思います。
今回は特定の社会問題、時事を取り上げたものではなく、わたくしの内面を簡潔に取り上げたものです。
4、
わたくしが貧しかったのは心が清らかだったからではない
ただ貧しかったから貧しかっただけだ
5、
世の中から暴力がなくならない理由は「自分は暴力を振るわない」と誰もが確信しているからです。
この確信は「自分の暴力は暴力ではない」という「加害者の否認」に至らせます。
他者から暴力の指摘を受けた時、自らの行為を正当化する理由や他者の非を説明する前に自らの行為に疑いを持てること。
それだけで「あなたの無自覚な暴力」は減らせるでしょう。
それを皆ができたなら、その疑いの分だけ暴力は減らせます。
6、
虐待を自分とは無関係のものと捉えている方がいる限り虐待がなくなる事はありません。
なぜなら、虐待をする者は自分の行為、自分が支持する者の行為だけは暴力ではないと認識して行っているからです。
これは正常性バイアスの類のもので、
「加害者には必ず支持者が尽き従う」
と、わたくしは説明をし続けております。
加害者を支持する者は被害者や支持者、暴力を許さない者を攻撃して黙らせようとします。
随分前の体罰殺人事件でもありましたし、「いじめられる側にも理由がある」の論理も同じです。
わたくし自身、様々な形で沈黙の要求を受け続け、すべて撥ねつけ続けております。
これはあらゆる暴力に通じる真理と考えてもらっても良いでしょう。
7、
加害者を支持する方は、加害者による暴力と被害者が受ける理不尽を支持する方と言い換えることが出来ます。
わたくしは自分が法律学者でもあるため、暴力と被害を正当化するための法的根拠を求める様にしております。
要するに、「加害者による暴力を許容する法律は何ですか?」という質問ですね。
もし、法的根拠がないのでしたら、「不当かつ違法な要求」で拒否すれば良く、 法的根拠を示されたのでしたら、「では裁判に訴えて下さい」と言ってしまっております。
8、
モラハラ加害者、DV加害者に関する話を伺っていた頃から、 加害者やそれを支持する方の傾向として、「ルールを重視」と感じておりました。
ただ、この「ルール」は「法律」ではないのです。
むしろ、法律は軽視する傾向が見られ、それは「無知」や「関心」、「無視」という形で見られました。
では、反対にこういう方たちが重視する「ルール」とは何か?
「自分ルール」の類を振りかざす方、常識やマナーなど「何とでも言えるもの」ですね。
あとは、「そういう方」に多々見られるワードにも共通点と言うか傾向が見られました。
文字数の関係で具体的には挙げませんが、「自分の論理を正当化するためのルールやキーワード」ですね。
では、今回は有料メルマガ7年目の始まりという事で、公開を前提とした内容にしました。
次回から、昨年、お話しした内容へのフィードバックを入れながら配信できればと考えております。
そのため、次回分も公開するかも知れませんが、7年で初めての試みという事でご理解いただければと思います。
では、今回もこの辺で。
さとう院さとう(さとう社会研究所・さとう心理コンサルティング)