右上腕骨近位端粉砕骨折のリハビリ(60代女性)
2019年1月初旬 前のめりに右手を着いて転倒し負傷。
本人「脱臼したかもしれない」と、右腕を左手で抱えながら当院を受診する。
問診・視診・触診・可動域検査等を行い、右肩脱臼骨折の疑いがあり整復、応急処置後、近所の整形外科を紹介する。
近所の整形外科で右上腕骨近位端粉砕骨折(上記写真)と判明し、手術の可能性もあるということでそこから総合病院の整形外科に転医する。
2019年3月 骨折から約2ヶ月後、手術はしないで済み病院から「骨が付いてきて症状が落ち着いてきたのでリハビリをしてください」と言われたとのことで
病院で定期検査を受けながら当接骨院でリハビリを開始する。
3月当初、前方挙上約30度、後方挙上約10度(上記写真)の可動域であった。
右上腕骨近位端粉砕骨折ということで、3月のリハビリ開始当初はどこまで回復するか心配をしていたが、本人の頑張りにより
リハビリ開始より約8ヶ月間の10月末日に
右肩前方挙上・後方挙上(上記写真上2枚)ともに左肩健側(上記写真下2枚)と同程度までに回復し施術、リハビリ終了となる。