前回、
PTA役員で、人権推進関係の講座に参加したという話で、
セクシュアルマイノリティ講座の内容は〜というところで、話を切っていたので、
その続きです。
お話の始まりは、
8パターンぐらいの子どものイラストと、それぞれの子の自己紹介文を聞いて、
それぞれに対して、男と思うか、女と思うか、というものからスタートだったと思います。
実際に出会った子たちがモデルだそうです。
服装や髪型だけでは、男女の判別はつかず、自己紹介(「私は男の子です。○○が好きです。 〜〜〜 と言われます。」などといった文章)を聞いて、性別は最初の一文でわかりました。身体的性別は最後の文章に隠されていました。
「○○が好きです。」の部分では、異性が好きだったり、同性が好きだったり、どちらも好きだったり、どちらも好きになれなかったり、いろいろでした。
(すでに記憶があやふや…)
講師の方々は保育士をされていて、いろいろと気づきがあったという話もあったのですが…どっちの話が先だったかな…
とにかく、
マイノリティを自覚した時、「自分だけが おかしいのでは?」と思い込んで、心を封じ込めてしまい、素直になれる場所がなくなってしまうような実体験を踏まえて…そんな子どもたちが少しでも生きやすいように…っていう感じのお話でした。
お話を一通り聴いた後で、
これまでの講演後に届いたという園児や児童(幼児〜中学生まで)からの感想文の紹介もありました。
セクシュアルマイノリティ講座に直結した感想がほとんどだったのですが、
中には、「不登校で、学校に行っていないけれど、そのままでもいいのだと思えた。」というような感想もありました。
それを聴きながら、
「この感想を書いた子は不登校でも、この講座の日は聴きに行ったんだな〜」って思いました。
マイノリティというのは、
少数派なのだけど、
世の中には結構多く存在していると思います。
多種多様なマイノリティ。(性的なもの以外でも)
私はAB型です。
それだけでもマイノリティ。
思考回路がマイノリティ。
マイノリティ=マイナスではありません。
多数派(マジョリティ)にのまれがちになったとしても、揺るがない信念があればいいだけのこと。
ある部分においてマイノリティであることを、
過剰に意識しない。
初めて赤ちゃんを授かった時、
我が子がセクシュアルマイノリティである可能性について考える人は、どれくらいいるのでしょう?
私は当時、想像していました。(誰にも言ってないけど)
もし、この子が性同一性障害とかだったら?とか。他にもいろいろ想像を巡らせていました。
そして、男子でも女子でもありうる名前にしました。漢字は女子的なイメージに傾いていますけどね。
ちなみに、2人目は、男子か女子か聞かれて答えるのが面倒になって、男子的な名前をつけました。