交通安全を考える | 清水忍の「インストラクションズ」   
今日、立教大学バレー部の指導に行くため、環八を「やや渋滞」という感じでノロノロ走ってました。


目の前を走っていたベンツです。最新の相当いいベンツ、スポーツタイプのやつ(SL63AMGです)。


渋滞でノロノロ運転なのですが、そのベンツは、前の車との車間距離が30mくらいあったり、ぴったりくっついたり。安定しません。はてなマーク


そのベンツ、居眠り運転かもと思い、ちょっと危険を感じたので、隣の車線が空いた時に僕はそのベンツを追い越して前に入りました。あせる


そして前に着いた僕がルームミラーから後ろのベンツの運転者を見たら・・・75歳くらい?


その後も渋滞でノロノロだったので、後ろのベンツからの追突が気になり、僕はルームミラーからしばらく確認しながら走りました。目

すると、異常な運転は更にグレードを上げて行きました。


車間距離の空け方がハンパでなくなり、後方の車があきらかに当惑している雰囲気がバリバリです。むかっ


さらに2車線のど真ん中を走り、結果として、後方の車がそのベンツを追い抜く事もできずに、その状態で前の車と車間距離が30mくらい空いているので、さながら西部警察の渡哲也のスーパーZが、パトカーの大群を引き連れて徐行しているような状態になってました。


かといってそのベンツ、蛇行でもなく、またルームミラーから見る限り居眠りでもない。というより一度もその75歳くらいの運転手は周囲を見る様子が無かったので、おそらく自分がそういう迷惑運転をしているという事に全く気づいていないのではないかという感じでした。


75歳という年齢は(その運転手が75歳であるという僕の勝手な予測ですが・・)、現代では相当若い年齢です。全く持って元気な年齢です。現役でマラソン大会に出る方も沢山いらっしゃいます。グッド!

ただ、一般的には「筋力」「瞬発力」「敏捷性」「平衡性(バランス)」が低下してきます。そして何より、周囲への注意力が特に低下します。ダウン


この運転手が、この後、大きな事故を起こしていない事を心より祈りました。


「運転できる」といだけでなく、「円滑な交通を遂行できる」という事が運転免許の条件になるべきではないかと思うのでした。