東京都大田区のペーパークイリング教室

S atellier さ*とりえクイリングレッスン

レッスンについての詳細は、記事の最後をご覧ください。

こんにちは。 

ボタニカルクイリング・ジャパン 

認定講師の 佐藤とよみです。

 

***

 

22日(土)11時30分

我が家の妹猫「おはぎ」が息を引き取りました。

15歳と10ヶ月でした。

 

おはぎは、2009年の10月に

紙袋に入れられて捨てられていたのを

娘が拾ってきて家族になりました。

 

 

「こんなに(顔が)可愛くない仔猫って見たことが無い」

と家族の誰もが認めるファニーフェイスのおはぎ。

 

いたずらっこで、甘えん坊で、

アーニャ姐さんにチョッカイを出しては怒られ。

 

掃除機が大好きで、

掃除機をかけ始めるとゴロンと横たわって

吸ってもらうのを待っていました。

 

尻尾が短くて手足が長いので

「鹿」と呼んだりもしていました。

 

名前の「おはぎ」が「はぎお」になったり「ぎおは」になったり、

近年は「ぎお」ちゃんと呼んでいました。

 

数年前から猫喘息になって、

2ヶ月に一度病院で診てもらってお薬を飲ませていましたが、

 

よく食べてよく遊んで、とっても元気でした。

 

ふとした行動や表情がホントにファニーで、

よく笑わせてもらいましたよ。

 

 

たびたびレッスン室に顔を出しては、

生徒さんたちに可愛がってももらいました。

 

 

 

1年位前からかな・・・?

だんだんと食欲が落ちて来て、

体重が少しずつ減って来ました。

 

 

病院に行くたびに

「これ以上減らさないように」と言われて、

喜んで食べてくれるようなご飯を与えて。

(段々と高級なご飯になっていく)

 

同じご飯が続くと食べなくなるので、

手を変え品を変えて

食べてくれるように仕向けましたが

 

4月には3キロにまで痩せてしまいました。

 

そのうちカリカリを食べなくなって、

チュールも少ししか舐めなくなって

 

どんどん痩せていくのに

健気に階段を上り下りして

地下の遠いトイレに行ったりするのです。

 

 

 

 

亡くなる1週間前にはチュールもほとんど舐めなくなって

段々と足も立たなくなって、

月曜日にはオムツを買いに走りました。

 

ずっと横たわるおはぎのお腹を見て、

息をして動いていると安心しました。

 

1日に何度も何度も

おはぎのお腹を見ては生きているのを確かめていました。

 

 

体が痩せてしまって。

ドクドクと力強く脈を打つ心臓の動きが見えるのです。

 

「頑張っているんだね!」

「もう頑張らなくていいんだよ!」

ふたつの思いが交錯する日々。

 

 

 

 

土曜日の朝、

娘と一緒にお水を飲ませてやりました。

 

脱脂綿に水を含ませて

唇を少しめくって歯に垂らしてやると、

モクモクと口を動かしていました。

でも、数回繰り返した後は、

全く反応が無くて・・・

 

娘が出かけた後、

 

「ぎおちゃん、良く頑張ったね!

お家に来てくれてありがとうね!

もう、楽になっていいんだよ。

ありがとうね、ぎおちゃん」

 

そう、頭を撫でながら伝えました。

 

 

 

 

 

土曜日の午前中はレッスンが入っていました。

11時半の少し前に、物を取りにリビングに行くと

「もう息が弱くなってる」とオットが言います。

 

近寄って撫でながら心臓に手を当てると、

脈動が小さくなっていました。

 

そのままレッスンに戻りましたが、

それから間も無く

オットに見守られながら静かに息を引き取りました。

 

 

 

 

 

おはぎは、

翌日の早朝、

家族のみんなに見守られて

お空に登って行きました。

 

 

 

 

 

 

まだまだ

ふと、おはぎの黒い影を探してしまいますが

少しずつ慣れていくのでしょう。

 

 

捨てられて消えそうな命だったのを

娘が我が家に連れてきて、

恩返しに宝くじのひとつも当ててくれても良かったのになー

 

 

でも、我が家に、

癒やしと笑いをいっぱい届けてくれたね!

 

ぎおちゃん、

天国で、

お腹いっぱい食べて、

元気に走り回って遊んでね!

 

 

これまで本当にありがとう

大好きだよ♡