活版印刷修行顛末記


ある意味印刷機より大切な、活字を収納する棚です。

活字を直接入れる木箱が10枚収納できる棚が10枚、
計木箱100枚を収納できます。棚がスライド式の書棚のように
動かせるように、省スペースになっています。
ただ、必要な活字のためにその都度棚を動かすのも大変で、
何かの拍子で活字が落ちることがあります。

落ちる時は場合によって百個単位で落ちるので、
その時はもう泣きたくなります・・・(笑)

他にも入りきらない木箱があり、
計120箱分の活字を所有しています。
印刷機同様、素人活版印刷人でこれだけの活字を
持っている人は少ないのでは?
お譲りいただいた方にもう感謝感謝です。

実は、8月に搬入した活字の整理はまだ終わっていず、
まだ整理の真っ最中です。
搬入途中で箱から飛び出た活字が多く、
箱に入れ直しながらの作業です。

まずは木箱を一通り棚に納めて、それから大きさ順に
並べるなど、使い勝手が良いようにするための
整理がさらに必要ですね。
でも整理もあと少し、そうしたらいよいよ活版印刷人としての
歩みが始まる!(?)




活版印刷修行顛末記




まずはご挨拶代わりに愛機のご紹介を。

普通は手でガチャン、の手フートにモーターを配し、

自動で動くようにしたもの。岩橋栄進堂という会社の制作。

時代は不明だが、今でも立派に現役で動く。

手フートは多いが、このタイプをお持ちの

素人活版印刷人は少ないのでは?



自動は便利は便利だけど、電気がないと動かず、

またモーターがある分重い!搬入がひと苦労だった。



お譲りいただくお相手に予め重量を伺ったところ、

だいたい60キロぐらいとおっしゃったので、それなら二人で

持てるだろう、とそのつもりで輸送を手配した。



ところが、当日行ってみると60キロどころじゃない!

引っ越し屋さん曰く、おそらく150キロぐらいはあるだろう、と。

引っ越し屋さん3人と、自分と4人でようやく持ち上げることが

できるぐらいの重さ・・・



当方所在がエレベーターなしの2階なので、階段一段一段

持ち上げるようにしてようやく搬入した。

一時は入れるのが無理かと諦めかけたよ。



それでも、重さの見積もり違いを恨む気持ちはなく、

お譲りいただいた感謝の気持ちだけが湧く。

それに、普通の手フートより版面が大きい。

自分がしたい印刷にはこの大きさは貴重。



実はまだこれで印刷したことがないんです。

同時に搬入した活字の整理が済んでないので。

それが一通り済んだら、いよいよ機械の稼働、

と相成るわけですなー。