先日、複数のお客様よりWindows10 大型アップデート後から、Liveメールの送受信時にエラーが出るというご相談を受けました。
↓そのエラー画面です。
**********アカウントでメッセージを送受信できません。不明なエラーが発生しました。
サーバー: '**********'
Windows Live メール エラー ID: 0x800C013E
プロトコル: POP3
ポート: 110
セキュリティ (SSL): いいえ
ご存知かとは思いますが、Windows Live メール(Windows Essentials 2012)」のサポートは2017年1月10日に終了しています。
以降、Windows10 大型アップデートの度に発生するトラブルのひとつとなっています。
本トラブルは解決できる可能性はありますが、Liveメールから他のメーラーに移行するのがベストと思います。
本トラブルは、2020年のWindows10 バージョン2004や20H2リリース後から増えたような気がします。
↓Google Trendsより2020年5月頃から「0x800C013E」の検索も増えていることがわかります。
そこで、Windows10 大型アップデートでLiveメールの送受信エラーが再現できるか試してみました
。
↓大型アップデート前(Windows10 バージョン1909)
Liveメールをインストール、メールアカウント追加、送受信できることを確認しました。
↓大型アップデート後(Windows10 バージョン2004)
Liveメール、送受信エラーは発生しませんでした。
さらに古いバージョンからのアップデートで発生するか試してみました。
↓大型アップデート前(Windows10 バージョン1511)
↓大型アップデート後(Windows10 バージョン2004)
Liveメール、送受信エラーは発生しませんでした。
Liveメールの送受信エラーは再現できませんでした。
大型アップデートでかなりの確率で発生するトラブルかと思ったのですが、Liveメール本体、他にインストールされているソフトやOS設定環境、コンディションによって左右されるようです。
本ブログで問題解決できましたら、是非以下ご検討くださいm(__)m