葬儀司会者の為のお役立ちブログ~葬儀ナレーション原稿・例文・葬儀司会例文などのご紹介~ -117ページ目

CMに出演しています。

今回は葬儀以外の仕事でCM出演が決まりましたので報告です。

毎週火曜日21:00~の「謎解きはディナーのあとで」。

そこで流れる日産リーフのCMにレポーター役で出演しています。


よかったら見て下さい。


市川森一様のご葬儀。

ご報告です。

脚本家でTVコメンテーターとしてもご活躍された

市川森一様のご葬儀をお手伝いさせて頂く事になりました。


20日・21日 青山斎場での司会です。


今年最後の大仕事になりそうです。

精一杯つとめさせて頂きます。

家族だけで・・・

本日お手伝いさせて頂いたご葬儀は「無宗教」のご葬儀。

ご参列は、故人様の奥様とご長男家族、ご長女家族、そして、故人様のご兄弟のみ。

ごく少人数のご葬儀でした。


普段はわりと大きめのご葬儀をお手伝いすることが多いので

少し戸惑いはありましたが・・・


始まってみると、ご家族だけならではのとても温かいご葬儀になりました。


1人1人ご献花をしながら、故人様へのお別れの言葉や感謝の言葉を述べられ

微笑ましい思い出を語って頂いた時には、みんなで笑って。


なんだか、家族の団らんに参加させて頂いたようなとても温かい気持ちになりました。


このような葬儀の形も良いですね。


折り鶴に想いをのせて・・・

本日はクリーニング会社の会長であり創業者の方のご葬儀。

会葬者も非常に多く、沢山のご供花が祭壇を埋め尽くしていました。



親族控室には折り紙と折り鶴の折り方の説明書きが置いてありました。

これは、ご親族の皆様に葬儀開式までお待ちいただいている間

故人様の事を想いながら折り鶴を折って頂いて

お棺の中に入れて頂こうという、葬儀社様のご提案でした。



親族の控室では、年配の方が若い方々に折り鶴の折り方を教えてあげたり

子供たちが悪戦苦闘したりする場面が見られ

鶴を折りながら自然と会話が生まれて

故人様の思い出話をしていらっしゃいました。



ちょっとした事ですが、とても良いアイデアだと感じました。


きっとその折り鶴が皆様の気持ちを故人様のもとへと運んで下さると思います。


ご長男様の涙。

本日お手伝いさせて頂いたのは浅草で製麺業を営んでいらっしゃった故人様。

大正生まれの92歳。

激動の時代を強く生き抜き、ご主人を支え、3人の子供を育て上げ

母としてご家族の心の支えとなって歩んでこられたご生涯でした。


喪主様はご長男様。

下町の方らしく、べらんめい口調で、笑い声も大きく、とても明るい方でした。


しかし、ご出棺前のご挨拶では、お母様への感謝の言葉をお話されながら号泣してしまい、なかなか言葉になりません。


普段は決して見せないご長男様の涙を見て見守る会葬者も皆、涙を流していらっしゃいました。


ご長男様の「おふくろありがとう!」という涙交じりの言葉が印象的でした。


ご葬儀の後、久々に母に電話をした私。

母も嬉しそうでした。