第73日:夜戦ニンジャの鉄板メシ!「軽巡洋艦『川内』の『小魚南蛮』」 | 海軍メシときどき現代メシ

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旧日本海軍で出ていた料理にハマった自称:漂流絵師が、実際に
各艦艇で出された海軍メシを食べながら、そのレシピとエピソード
を紹介するブログです。ときどき、現代の食事も食べます!

皆さん こんにちは~。
二日間寝込んでいる間に、久しぶりに漫画「鬼灯の冷徹」をイッキ読みした、漂流絵師(自称)
鳳翔太郎です。

えー、実は風邪はまだ治っていません。熱は36度9分と7度1分の間を行ったり来たりしてます。

 

午前中に内科に行って薬をもらってきたけど、夕方には今度は精神科に不眠症の薬をもらいに

いかなきゃならんのですよ。これ、絶対にぶり返すパターンだよね…(´Д`;)

 

年取ると、治るのも時間がかかるから、敵いませんな。気持ち的には少年の心を忘れては

いないのですが…

 

まぁ、それはさておき、病院の帰りにスーパーでお惣菜を買ってきたのですが、そのうちの一品が
今回のお題です。

 

今回のお題は…

「軽巡洋艦『川内』の『小魚南蛮』」です!!

 

軽巡洋艦「川内」については、第45日で説明しているので、「どんな艦だったかなー?」という方は、
読み返してみてくださいね。

https://ameblo.jp/s-ohtori025ys/entry-12315938688.html

 

ちなみに、今日は「川内」の進水日(1923年10月30日)なんですねー。だから、買ってきた訳で。

 

さて、第45日にご紹介した「イワシの揚げ団子」もそうでしたが、今回ご紹介する、このメニューも

昭和14年の第一艦隊内のお料理コンテストで好評だったメニューです。

 

小魚関係のメニューにやたら強い「川内」サン、ワザマエ!

 

《夜戦もだけど、小魚料理なら任せて!!》

 

【軽巡洋艦「川内」の「小魚南蛮」】
材料(2人前)

小アジ:6匹、塩コショウ:少々、片栗粉:大さじ2~2と1/2、サラダ油:適量

《付けダレ》

砂糖:大さじ3と1/2、酢:大さじ6、醤油:大さじ4と1/2、酒:大さじ2、水:大さじ3

 

①小アジはエラ・ワタを取り、両脇のゼイゴを削ぎ落とす。

 表面に3ヶ所ほど切り込みを入れ、軽く塩コショウして下味をつける

②つけダレの材料を、鷹の爪以外全て鍋に入れて、軽く沸騰させる。大きめの器(ボウルなど)に

 移し、鷹の爪を加える。

③小アジに、くまなく片栗粉をまぶす。

④中温に熱した油(中火)に小アジを入れて、2度揚げする。表面がカチカチになるまで

 揚げること。

⑤揚げたての小アジを、そのままつけダレに漬け込む。

⑥そのまま10分ほど置いておけば、完成!!

 

詳しいレシピが手元にないので、現代のレシピをもとに書いていますが、「川内」の「小魚南蛮」は

野菜が入っていないのが、特徴です。

 

まぁ、洋上では生鮮野菜は貴重ですから、そうなりますよねー。

 

もちろん、ご家庭で試す時は、にんじんやピーマン、玉ねぎを入れるのがオススメです。

 

味の方は…ウム、美味しいです。(買ってきた奴だけど…)

 

南蛮漬けは骨ごと食べられるのがいいですよね~♪カルシウムたっぷり!お酢の酸味で、

ご飯も進む!

 

史実のコンテストでも、かなりの高評価だったそうですよ。

 

ん~でも、ちょっと今の状態で食べるのは失敗だったか?酸っぱさが喉にしみる…。

 

と、いうわけで、今回はこれにて!

 

《参考資料》

・「居酒屋鳳翔まかない記」(同人作品 路地裏の浪漫堂さん)

http://seiga.nicovideo.jp/watch/mg169800?track=ct_episode

 

・HP「クックパッド」
※分量、作り方参照