皆さん こんにちは!
漂流絵師(自称)鳳翔太郎です。
先週の金曜日(9/29)から、ゲーム「艦これ」では秋のイベントとして、サンマ漁が
始まっていますが、提督の皆様、漁獲量はいかがですか?
私の方は、リアルと同じく、やや不漁気味です。今は、どっちかというと、夏イベで
溶け切った弾薬とボーキサイトの備蓄がメインですので。
燃料と鋼材は、唸るほどあるのになぁ…。
さて、巷では相変わらずサンマが高いので、今年の我が家の秋の味覚はイワシが
中心であります。
まぁ、イワシは好きなんですけどね。いろいろと応用がきくし。
てなわけで、本日ご紹介するのは、イワシを使った海軍メシです。
題して…
「軽巡洋艦『川内』の『イワシの揚げ団子』」
です!!
今回も夜戦ニンジャ「川内」の登場です。
このメニューは、昭和14年の第一艦隊内の料理コンテストで出品した物です。
他にもいろいろ出品していますが、どれも高評価を得ており、特に小魚を使った
メニューが出色の出来です。
青島文化教材社 1/700 ウォーターラインシリーズ 日本海軍 軽巡洋艦 川内 1943 プラ...
2,160円
Amazon |
【巡洋艦「川内」の「イワシの揚げ団子」】
材料(2人分)
・イワシ:2尾(頭とワタを取ってブツ切り)、玉ねぎ:1個(適当な大きさにカット)
・ダシ汁:1カップ、醤油、おろし生姜、片栗粉、塩、砂糖
①はじめに、イワシと玉ねぎをフードプロセッサーにかけて、ミンチ状にする。
②適当なところでダシ汁と醤油を大さじ1ずつ、それに塩、砂糖、生姜を小さじ1ずつ
加えて、またプロセッサーを回す。
③充分に混ざったと思ったら、片栗粉を大さじ1加えて、再度プロセッサーを回す。
④出来上がったミンチを団子状に丸め、熱した油にそっと落としていく。
低温で、じっくりと揚げていき、キツネ色より少し濃い目の色になったところが、
上げ時。
⑤団子を揚げている時に、別の鍋にダシ汁を張って、ダシ餡を作っていく。
ダシ汁を火にかけて煮立ったところへ、醤油を大さじ1、砂糖と塩を少々加える。
味見をしながら、味をととのえる。
⑥味が決まったら、水溶き片栗粉を入れて、トロミをつける。
⑦揚がった団子は油を切って器に盛る。その上から餡をかけて完成!
彩りよく旬の茹で野菜をつけると、なお良し。
さすが、魚料理名人「川内」=サン。メチャクチャ美味しいです!
この料理のいいところは、それほど手間がかからない事と、骨が丸ごと入っているので
カルシウムがタップリな点。やっぱねー、自分の歳を考えると、カルシウム大事!
今回は、茹でたインゲンを添えて食べましたが、この時期だとカボチャとかもアリかなー。
何にせよ、麦飯とお吸い物に、この団子の組み合わせは相性抜群。飯が進みます。
さて、今回はフードプロセッサーを使いましたが、実は旧海軍の艦艇にも装備されて
いたのは、ご存知ですか?
ミキサーと食材の細切機を装備した合成調理機、野菜皮むき機、洗米機などが、大型の
軍艦に装備されていました。これ、ちょっとトリビアです。
と、いうところで、今回はこれにて!
《参考資料》
・「海軍料理おもしろ事典」(高森直史 光人社)
海軍料理おもしろ事典
Amazon |
・「写真で見る海軍糧食史」(藤田昌雄 潮書房光人社)
写真で見る海軍糧食史
Amazon |
・「提督の食卓 第一集・第二集」(同人作品 スタジオゴンドワナさん)
K&A みじん切り器 ぶんぶんチョッパーDX デラックス 大きめサイズ 700ml
1,998円
Amazon |
※今回使ったフードプロセッサーです。値段の割に大きめなので、重宝してます。