さて、検査入院となりましたが前日から生活制限がツラい。
制限は前日19時以降カフェインの接種は禁止
当日7時までに軽めの食事を終わらせ入院まで水分を多目に接種する。
つまり、夕食後のお茶は禁止
朝のルーティンになっているバリスタで作るブレンディも禁止
ここまでは我慢できますが、問題はモーちゃんが用意してくれた朝食
ローソン47%増量の生クリーム大量のバームクーヘン
コーヒー飲みたくなるやんけ!
『牛乳を飲もうか』と思ったが下痢になると困るので仕方なく水でバームクーヘンを流し込み何か悲しい朝食は終了
そして出発
途中コンビニに寄り28時間の禁煙に備え深呼吸の喫煙をすると病院へ
入院受付をすると病室に案内され担当看護師に説明を受けると
「毛は剃って来ましたか?」
何も聞いていない。
太腿を1㎝切りカテーテルを入れると思っていたが下腹部、太腿の付け根から入れるらしい。
「なら今から剃りましょう」
この歳なら恥ずかしい事は無いがモーちゃんが見ている
検査中は家族の立ち会いは必要ないのでモーちゃんを強制的に追い出し柴咲コウに似た看護師さんに剃ってもらいながら30年前鼠径ヘルニアの手術を受けた時は看護学生の練習に使われた事を思い出していました。
そして人生初の紙オムツ
点滴を入れると徒歩で検査室に移動しましたが
紙オムツが落ちる!
紙オムツを抑えながら歩き台に乗ると看護師数人により素っ裸!
『この歳だから恥ずかしい事は無い』と言えない状況に
そして、下腹部に激痛
「麻酔の注射をしています」と言う医師に
『予告くらいしてよー』と言いたい気持ちを抑えていると
再び激痛
「麻酔効いて無かった?直ぐに麻酔が広がるから我慢して下さい」
『広がるまで待てなかったのー?』
しばらくすると痛みは消え噂に聞いていた体の中を何かがモゾモゾ動く感覚も無く
「造影剤を入れますよ」と言われると右側の口の中に冷水が流れる感じがするが唾液は無く右手のひらが熱くなりました。
「次は左側の検査をします」と言われると
左側の口の中に冷水が流れる感じと左手のひらが熱くなりました。
もう、任せるしか無いので寝ていると
「おかしいな?ここの血管に造影剤が入らないぞ。造影剤を濃くして」
えっ、何?脛椎以外の血管が塞がっているの?
「造影剤原液で」
えっ、原液?薄めて使う物を原液って無害だよね!
「やっと通った」
無理矢理通して問題は無いの?
「次は頭を動かして造影剤しますよ」
「先生、造影剤は?」
「原液のままでいいよ」
だから原液って大丈夫だよね?
血流不良より原液に不安を感じながら検査を終えると下半身に痛みが
「大きい血管に太い針を刺したから3時間は圧迫して止血します」
刺した場所に硬く巻いた包帯を当てて幅10㎝のテープで腰をグルグル巻きにされました。
そして
「血流ですが問題は有りますが問題の無いレベルでしょう」
どっちだ!
ストレッチャーに乗せられ病室に運ばれましたがモーちゃんが居ない
モーちゃん、帰ってました。
完全に信頼しているのか?
私が簡単に死なないと信じているのか?
夫婦の愛を考える検査でした。