毎朝30分ゴロゴロしている西郷特盛です。
事故から二日過ぎた昨日は救急ではなく専門外来にて診察と検査を受けたのですが、この体で千葉市から成田までの移動は公共交通機関での移動は不可能。
そこでタクシーアプリを登録してタクシーを呼ぼうとしましたが
『10㎞圏内に空車タクシーはありません。数時間お待ち下さい』
何だこのメッセージは!
初めてのタクシーアプリで、こんなメッセージが出たら『二度と使わなぇーぞ!』と不満爆発。
そこで近くのタクシー営業所を検索して電話で配車を依頼すると
「この時間は運転手の交代時間で運転手不在なんです」
考えると、ここは駅前でも都会でもない千葉市で一番過疎化が進む『陸の孤島』。
タクシーの姿を見た事が無い。
しかし
「今一台帰って来ましたからドライバーと相談してみます。ちなみに、どちらまで行かれますか?」
(ラッキー!絶対に捕まえてやる!)
自宅から成田まで御願いします。
「片道1万5千円以上ですが」
往復で御願いします。
(これなら断られないだろう。3万円以上の売上は田舎のタクシーの一日分以上で、それが半日で稼げる)
「ドライバーに確認が取れました。直ぐに伺います」
(まぁ、こんな物だろう)
と、タクシーに乗り病院へと向かいましたが車が揺れると耳石が刺激され荒波に浮く船に乗っているくらいの目眩。
そして病院に到着し診察を受けると
脳外「MRIを見ると一ヶ所気になる所が有りますが体が動かせないから検査は後日にしましょう。神経を修復する薬を出しておきますね」
整形「体が動かせないから無理しないで様子を見ましょう。痛み止めと湿布を出します」
耳鼻科「体が動かせないから検査は無理です。目眩止めを出しておきます」
各科の診察は3分…。
何の為に苦しい思いをして
ここまで来たんだ!
とりあえず会社と警察に提出する診断書を書いてもらいました。
そして荒波に揺られ自宅に到着すると運転手が
「お電話をくれれば直ぐに伺います」と満面の笑みで名刺を差し出しました。
これで当面の足は確保出来たと安心してリビングの座椅子に座ると
あっ、通院のタクシー代を保険会社が負担する確認を忘れてた。
でも昔、事故に合った時は徒歩の通院でも交通費が支払われていたから大丈夫だろう。
と、考えていると電話が
「西郷特盛様のお電話でよろしかったでしょうか。
私◯◯保険会社の◯◯と言う者です。
今回の事故は本当に申し訳ございませんでした」
何で貴方が謝罪するの?貴方が私を怪我させた本人じゃ無いでしょ。
「……」
何故、私が保険会社に冷たい対応をするか。
以前、私は今回の様に後方から追突され今回と同様むち打ち症となりました。
8月に事故は発生しギプスで固定されて汗疹と痛みの二重苦に耐えて気候が良くなる秋に症状は改善したのですが冬になり気温が下がると症状は振り返しました。
週二回の通院をしながら徐々に復帰した仕事も休みがちになり病院に行くと受付で
「保険会社から治療打ち切りと連絡が有りました。これからは保険証を使い自費で御願いします」と言われました。
直ぐに保険会社に連絡をすると
「むち打ち症の平均的な治療日数を超えましたので保証は終了します」と言われ電話を切られました。
医師に電話の内容を聞くと症状や治療の必要性を確認する事無く一方的に「診療を行っても会社は支払いません」の一言で終わったそうです。
そして後日『健康保険を使い半年間通院する為の費用と身体的慰謝料です』と8万円が振り込まれ終わりとなりました。
利用者満足度100%で
被害者泣き寝入り度100%
後日知ったのですが事故から100日までは他社の自賠責保険から保証が支払われ101日目からは任意保険会社の支払いとなる。
100日までは自賠責保険の請求を代行する形で任意保険会社の負担は電話代程度。
100日までに示談を成立させれば任意保険会社の損失は無く加害者の保険等級を下げ利益になる。
CMで『被害者への手厚保証』と言っていますが
どこが
手厚保証だ!
以上が私が保険会社に冷たくする理由です。
本当なら救急で運ばれた病院も自費負担して保険会社を頼らず闘うつもりでしたが、救急搬送時に私のスマホに保険会社から電話が有り救急隊員が出て搬入先の病院を保険会社に教えてしまった為に保険会社が先回りし治療費は保険会社負担となりましたが私が希望する物ではありません。
そして保険会社との会話に戻ります。
以前の保険会社の対応に不満が有り同じ対応をされるのでは示談に応じる気は無い事を話すと
「出来る限りの保証はさせていただきますので納得していただけませんか」
完治まで保証してくれるの?
今は丁寧な口調で心配を演じているけど、どこの保険会社も同じで100日過ぎたら手のひらを返すでしょ。
「そんな事はしません。出来る限りの保証をいたします」
完治まで?
「ですから出来る限り」
明日、打ち切りでも出来る限りだよね。
「そんな事はしません」
なら、出来る限りは何処までなの?
それに私は薬を服用したら意識が朦朧とする事を知っているのに服用して自動車を運転する行為は飲酒運転と同じと考えます。
加害者の方には危険運転、業務上過失傷害の罪を償ってもらう事を希望します。
「加害者の方から賠償と示談手続きを任されているので困るのですが」
選択権は私です。
話しは変わりますが、この体で自力での通院は無理だからタクシーを使ったよ。
「タクシー代は請求して下さい」
後日、現場検証で成田まで行くけど。
「それも請求して下さい。そして以後のタクシー代は全て請求して下さい」
そこまでで良いよ。
成田は遠いから近くの病院を紹介してもらう予定。
その後は加害者の方に直接請求します。
貴方は加害者の方に支払ってあげて下さい。
「面倒な事になりますよ」
(少し脅して来たか)
弁護士を雇って私への保証額が少なくなってもかまいません。
薬物を使用しての危険運転が許せないのです。
だから示談は無し。
貴方も仕事だから仕方ないけど加害者は犯罪者ですよ。
「後日、改めて電話させていただきます」
(お電話じゃなかった。少し怒らせたか?)
まぁ、今回の事故で私がマイナスになる事は無いでしょう。
この事故に関しての結果は先になりますが、ネットを検索すると交通事故で被害者のほとんどが泣き寝入りする結果となっているようです。
被害者を見下している保険会社に宣戦布告します。